Genocide memorial parkに行ってきた
2018/9/20
ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。
9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)
こんにちは!
キガリに入って3日目。毎日コーヒー飲んで満喫しています。笑
というのもタンザニアだとコーヒー飲めるとこがなかなか見つからなかったので、
一ヶ月の反動が来て飲みまくってます笑
そして今朝、Genocide memorial parkに行ってきました。
1994年4月6日に、ルワンダで起きた大虐殺事件。
おそらくこの出来事を知っている日本人はほとんどいないかと思います。
なんと100日間で50~100万人のツチ族が殺されたと言われています。
僕はまだ歴史に関して知識が甘いので、この出来事について深く言及することは出来ませんが、
伝えたいのは現在のルワンダの発達レベルが凄すぎること。
たった20数年でここまで人々の生活が変わってしまうのかと来てみて驚きます。
[TOPIC]
[ルワンダの変遷]
[所感]
[課題]
もともとはベルギーの植民地だったが、1962年に独立。
66年から始まった経済再建計画により、最貧国からアフリカの模範的国家に。
しかしこの頃からツチ族に対して、フツ族による排他的な政策は行われていた。
そして都市化の進展や、コーヒー価格の大暴落などにより、
貧富の差は拡大。両民族の和解政策は採られつつあったものの、1987年にはウガンダに流れていたツチ族系難民によりルワンダ愛国戦線(RPF)が結成。
1990年以降、ルワンダ復帰を掲げるRPFと政府による紛争が勃発。
経済低迷や政情不安に加え、RPFによる侵攻で、当時の大統領は和解政策を改め、
反ツチのイデオロギーを掲げる。そして94年四月にルワンダとウガンダの両大統領が殺される事件が起き、
暴徒化した政府とフツ族は、ツチ族の虐殺を行う。(ルワンダ虐殺)
しかしRPFが再度侵攻しルワンダ全土を掌握したことで収束し、フツから大統領を、
RPFから副大統領(現大統領ポールカガメ)を出し新政権が発足。
2000年には大統領が辞任し、そのままカガメ副大統領が受け継ぐ形に。
紛争時に海外へ逃れていた人々 (ディアスポラ)が戦後、ルワンダに復帰し、
それぞれ習得したスキルで国家の発展に尽力。
21世紀に入ると、年間成長率7%前後と、近代化によって急速な発展に成功し、
アフリカの奇跡と呼ばれている。ICT立国を掲げ、普及・整備に力を入れており、
IT国家となっている。またアフリカのシンガポールと呼ばれ、
環境美化を強化しており、キレイな道路や緑がしっかりと残されている。
- [所感]
- [課題]
モロゴロからドドマ・モシを経てルワンダへ陸路移動最終章~ムワンザ⇒キガリ編~
2018/9/20
ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。
9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)
こんにちは!
モロゴロ州からルワンダはキガリまでの大移動も、昨日無事に終了しました!!!
やってきた街キガリは、アフリカとは思えないほどキレイだし整っています。
移動距離435+526+717+538で、計2216㎞、バス乗車時間:43.5時間、日数:10日間
なかかなある意味でクレイジージャーニー。笑
と言うことで、今回で移動に関しては最終章!!
わりとネットに情報が落ちて無くて不安だったので、今後旅する人のためになるべく詳細に記しておこうと思います!!
TOPIC
・ムワンザから国境手前の街ベナコへ
・ベナコからルスモへ
・イミグレ
・ルスモからキガリへ
・ムワンザから国境手前の街ベナコへ
ムワンザからまずは国境手前の街ベナコへバスで向かいます。
このチケットは前日までに取得する方がベター。
僕はモシから来たので他のルートは分かりませんが、モシから到着するバスターミナルと
ベナコへと向かうバスが出ているバスターミナルは異なるので要注意。
ターミナル名はNyegezi Bus Stand。ムワンザ中心街からは結構離れているので、
移動前日はバススタンド周辺の宿を取ることをオススメ!
ちなみに僕が泊まったのはpassion hotel。シングル15000Tsh=約1250円WIFI無・冷水シャワー
最も気を付けなければいけないのは、スワヒリ時間なるもの!!
僕が切ってもらった切符には乗車開始時間【11:30am】と
出発時間【12:00am】と記されています。
しかし実際の時間はam5時半乗車で6時出発。まじで前日にバスターミナル行って確認しなかったら乗り過ごす所でした(笑)
スワヒリ時間を調べてみると【通常の時間+6時間】。
チケットはムワンザ市街で取ったんだけど、その時親切に教えてくれたおっちゃん二人が
やたらと「絶対電話しろよ!明日の朝ホテルまで迎え行くから!」って言ってきて、
「バスターミナルの周辺で宿取るし、時間も分かってるから大丈夫!」って言ってるのに
「ダメだ!」の一点張り。とりあえず僕の番号は教えず向こうの番号だけ聞いといて解散。
きっとこの時間のことを心配したんだろうな~(笑)
まぁ時間も場所も確認取れたから電話しなかったけど(笑)
とにかくスワヒリ時間にはお気をつけて!笑
そして翌朝寝坊(笑)
バス乗車の1時間前、4時半にアラームをセットしてて起きたのは5時半。
良かった起きれて!!でもこうなったのは理由があって、ホテルの下がバーで、
とにかくうるさい!!!全く寝れん!!
ホテルのチョイスは慎重に!
急いで支度して意外と余裕で間に合った。こういうこともあるので宿はターミナル近くで。
そして時刻通りに出発し、20分程走ると一旦降りてフェリーに乗ります。
その理由はおそらくヴィクトリア湖を突っ切るショートカットだと思うけど、バスも一緒にフェリーに運ばれ対岸へ。
ちなみにフェリー代は別途1000Tsh=約50円
ここで写真を撮ろうと、カメラをいつも入れてるポケットを見るとない!!!!
くっそショックでした。ダルエスで買ったソニーのコンパクトデジカメ。
寝坊して焦ったせいで忘れ物チェックが甘かった。泣
ということでここからは写真がないブログになってしまいますがご容赦ください。泣
それはいいとして。笑
フェリーが対岸に着くと、再度バスに乗ります。
朝6時に出発し、ベナコへ着いたのは14時頃。
そこで降りるとバイクタクシーや普通のタクシーがめっちゃいて、
彼らの方から「ルスモか?」って聞いてくるのでご安心を。
ちなみにバスの下の荷物入れに赤土が入るので預けたバッグは半端じゃなく汚れます。
・ベナコからルスモへ
バイタクに乗って、国境までだいたい30分程走るのですが、車タクシーよりも断然バイクをオススメします。だいたい国境まで3000Tsh。
最高に気持ちいいんです。ルワンダは「千の丘の国」と呼ばれていて、とにかく丘の数がすごい。
国境付近も丘の谷間がキレイに舗装されているので、絶景のなかを爆走すると
「あぁ旅してんなぁ自分」と浸ることが出来ます。とにかくオススメ。
そして国境に着くとバイタクの運転手に「ここからルスモまでは追加で2000Tshだ」と言われ、
むかつきました。最初ルスモまでって言ってたのに後になって変えてきたからです。
まぁめっちゃ気持ちよかったし合計5000Tsh払ってルスモに行きました。
ルスモはもうルワンダに入っているんですが、「ルスモ大滝」というスポットがあり、
ここにあるルスモ大橋は、日本と共同で作った橋!しっかりモニュメントに日本の国旗が入ってます。
・イミグレ
国境越えは、「あれ、越えちゃったの?」って感じでした(笑)
バイタクに出国と入国手続きを行う建物に連れて行ってもらい、手続き。
出国審査はあっさり終わっちゃいます。入国手続きも、僕はアライバルビザを取りましたが、
結構すんなり。ただし注意点が1つ。国境でアライバルビザを取る場合は事前にオンライン申請をする必要があります。▽参照▽
https://www.migration.gov.rw/index.php?id=203
入力内容は至って簡単で、それをルワンダ政府に送ると数日後にメールが送られてくるので、
そこに添付されているPDFを事前にプリントアウトして国境で渡せばビザを取得出来ます。(USBメモリーオススメ)
ビザ代30日間 $30US
この方の記事が分かりやすくまとめられているので是非(無断でごめんなさい)
タンザニアからルワンダへの陸路入国ガイドライン | Stay Curious
僕の場合は何故か2つのサッカーチーム、1つはユース、1つはたぶんプロリーグと重なり、
めっちゃ人数がいたので結構時間かかりましたが、通常であれば出国から入国まで全然かからず出来ると思います。
・ルスモからキガリへ
ルワンダ側の国境、ルスモから首都キガリまでもバスで向かいます。
3000フラン=たぶん400円くらい。
最初に何時間かかるか聞いたら3時間半と言われ、まぁ5時間くらいだろうと思い、
とりあえず乗車。これまでのぎゅうぎゅうのバスとは異なり2シートを占領できたので最高でした。
そしてやっぱり千の丘の国といわれるだけあって本当に絶景です。
きっと飛行機で行ってもキレイだとは思うけど、陽が暮れてくるとよりキレイです。
ちなみにキガリ行きのバスに乗ったのは16時頃。寝たり起きたりを繰り返しつつ
ニャブゴゴバスターミナルに着いたのは21時半頃。余裕で5時間半(笑)
初めての街どころか初めての国に夜着く怖さ(笑)
事前にターミナル周辺の安い宿に目星をつけていたので、そこに移動。
Alpha Guest houseシングル10000RWF=たぶん1300円くらいWIFI有・朝食付という良物件。(しかし朝食はよくわからないパンとよく分からない飲み物)
キガリに行く場合はオススメ。Wi-Fiは繋がらないこともあるけどそこはアフリカクオリティ。
まとめると、
ムワンザ⇒ベナコ⇒国境越え⇒ルスモで出国とイミグレ⇒バスでキガリへ
こんな感じ。国境でバイタクを降りて歩いて行くことも可能です。
僕はそれを知らず乗ってしまい、ルスモ大滝を満喫することは出来ませんでした。笑
そんなわけで今はキガリのカフェで記事を書いています!
この国は本当にキレイ!道路めっちゃキレイだし、建物も何となく欧風。
アフリカっぽくなさがすごいんだけど写真撮れない。泣
まぁもし今後タンザニアからルワンダへ行く人のお役に立てば幸いです!
モロゴロからドドマ・モシを経てルワンダへ陸路移動~モシ⇒ムワンザ編~
2018/9/20
ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。
9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)
こんにちは!
Kilicottage Moshiの居心地が良すぎて予定より長く滞在したモシ。
ほんとはもっといたかったけど、ルワンダで選挙が行われるとの情報を頂き
急いでルワンダへと向かうべく、
7/4にタンザニア西部のムワンザへとやって参りました。
アフリカでの選挙は、選挙期間前後で治安が悪化するため、たまに外務省から警告が出るレベル。
ムワンザといえば、
・ヴィクトリア湖で有名
・タンザニアで2番目に大きな都市
こんな情報で知られてるかな~。結構楽しみにしていたんだけど、
なんとモシからのバスの移動時間が16時間!!(笑)
最長記録を達成!(これまでは高校時代の遠征で13時間半)
バスを取った時に、「12時間くらいかかるよ!」って言われててまぁ良いかと思っていたら
4時間オーバー。でも何が良かったかって事前に時間がかかるというのを聞いていたので
移動前日の夜は一睡もしないという愚行に出ていたこと。しかしこれが功を奏した!
乗ってからは圧倒的に眠かったので寝まくって、さほど苦ではなかった(笑)
バス会社 MGHAMBA EXPRESS・35000Tsh、かなり新しめの車両でとっても快適。
もしモシ~ムワンザ間を移動する場合はオススメ!(モシを紹介する時の宿命⇒もしモシ)
隣はやたらいかついアラブっぽい顔の人。幅取るし大汗かいててちょっと鬱陶しいなって思ってたら、これがまたとってもいい人!
ICT(インフォメーション&コミュニケーションテクノロジー)の仕事をしていると自己紹介され、
なにかこう人は見た目じゃないってのを地で行く人だなって感じ(笑)
途中ブドウ買ってくれて二人で食べてました(笑)
それでも朝6時にモシを出てムワンザに着いたのは22時。初めての街に夜遅く着く怖さは半端じゃない。
着いてから安宿探そうとしてたけど、自殺行為だと思いバスの中でBooking.comでホテルを検索!
一番安いのを探し、一泊朝食付で40000Tsh=約2000円。十分安いけどちょっと痛手。笑
バスターミナル着いてから、隣の彼が夜の移動を心配してくれてタクシーで一緒に行ってくれた。
タクシー代も負担してくれたし、なんて優しいんだ!!
序盤に襲われたけど僕の中でタンザニア人の印象が日々良くなっていく!笑
気付けばこっちに来て一ヶ月。前半に色々ありすぎて、もっと長くいる感じがしなくもないけど、
國井は今も日々生きています!笑
鶏の屠殺したり目の前でヤギ殺してるのを見て夜ご飯にそれを焼いて食べたり、
地平線に沈んでいく大きな夕日見たり、肌の色は違えど一緒に酒飲んで笑ってれば
当たり前だけど【あぁやっぱりおんなじ人間やな】って思うし、
自分の小ささを実感させられる毎日!
そして僕が大好きなブルーハーツの「青空」と、
良かったら聞いてね!
青空 ブルーハーツ 歌詞付き -Aozora The Blue Hearts- Lyrics - YouTube
今日(7/5)は翌日の早朝からのバス移動のために、バスステーション近くの宿で宿泊。
ちなみに6時発。早く寝るため早めの夕食を取っていたらスタッフの青年に声をかけられ結構話し込んだ。
彼は今17歳で、高校を中退し今の店で働いてるとか。
「ここにいる人たち皆楽しそうだろ?みんなお金ないし貧しい生活をしているのは問題だけど楽しんでるんだ!だけど僕たちとは違って君の人生はきっととても忙しい。他の人たちに干渉されていてはいけない。自分のやるべきことをやるべきだ!」なんてことを言われました。
アフリカでは問題はたくさんあるけど人生で何を成したいか彼に聞いたら、
「おれに何が出来ると思う?」って反問されて
「いや偉そうに言っときながらそこ答えられないんかい!」って思ったけど、
相手は17歳の青年。悩んでるんだろうな~きっと。ただ彼の言葉には少し元気をもらいました!
この世の中、ネットが進化しまくって移動手段が進歩して狭くなったように感じるけれど、
やっぱりまだまだ果てしなく広いし面白い!!
それを少しでも多くの人に届けて何か1つでも得るものがあったらこの上ない喜び!
モロゴロからドドマ・モシを経てルワンダへ陸路移動~ドドマ⇒モシ編~
2018/9/20
ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。
9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)
※今回は長文で且つネット環境が不安定なため写真なしですm(__)m
こんにちは!
首都ドドマからキリマンジャロの麓にあるモシにやって参りました!!!
またまたバス移動で、530㎞9時間半の行程。笑
長距離バスに連日乗ってると慣れるもんで割と苦じゃなくなってきた(笑)
今回のバスは大型で快適だったっていうのも大きいけど!
ちなみに長距離移動の高速バスでも28000Tsh=1400円ほどだからやっぱり安い!
TOPIC
・まさかの日本人に出会う!!!
・初めての屠殺にトライ!!
・モシを歩く
・まさかの日本人に出会う!!!
そんな訳で6時半に出発だったから5時に起床、まだ星が出てる中30分前にバスターミナルへ。
まぁどうせ遅れるんだろうと思ったけど念のためね。
とか思ってたらまさかの時間通りに出発。ごめんなさい(笑)
見渡す限りの草原を走ってる時に、地平線の彼方から出る朝日は格別でした!
テレビでしか見たことのない大きな太陽が目の前に!!来て良かったと思う瞬間の1つ!
寝たり起きたりを繰り返してたら休憩に。アフリカでは色んな人が色んなモノを売りつけてきます。
お菓子やジュースに始まり、充電器・焼きトウモロコシ・サングラス・財布・時計・オモチャなどなど、ありとあらゆるモノを売ってきます(笑)
体を触ってくるので、眠い時はキレたフリをして「don’t talk to me!!」と言います(笑)
でも基本的にいい人達なので、
しつこい人以外は「カジィ ンジェーマ」(お仕事頑張って)か、
「ハクナマタタ」(no problem) って言ってます(笑)
バスはアルーシャに到着。そこでまさかの日本人が乗ってきた!!!
旅をしてる日本人に出会うのは初だったのでかなりの驚き(笑)
再度バスが出発し、アルーシャからは2時間ほどかかって目的地のモシに到着!
バスを降りてからその方と話したら、その方の滞在してるホテルのオーナーが日本人大好きで、
一泊40$くらいのこっちではかなり高いホテルに$10で泊めてもらえることに!!
その方は去年キリマンジャロ登山をして、もう一度そのオーナーに会いたくてモシに来たらしくて、とにかくオーナーさんのことが大好き!
ぼくとしてはWi-Fi付・ホットシャワーが出るという喜び!
しかも一応紹介だったので朝食以外は有料なのに僕らは全てタダ。
って言うのも、オーナーが初めて出会った日本人に良くしてもらって以来大好きになったそうです。
モシに訪れることがある場合は、僕に連絡を頂ければ割引可能です!
是非このホテルへ!!【ホテル名:kilicottage Moshi】
https://safarijunkie.com/reviews/kili-cottages-moshi/ ←リンク
旅をしてる時に、先代達が築いた日本人ブランドに心から感謝することが多々有り、
どんなにその国のルールが緩くて、皆ポイ捨てとかしてても、ちゃんとしようって思わせてくれる。
ちなみにバスの中には、食べ終えたトウモロコシの芯や、その他もろもろたくさんのゴミが放置されています。
そしてなによりそのオーナーが優しすぎるんですほんとに。
正直最初は設備の良さに喜んだけど、彼らスタッフの優しさに触れて純粋に来れて良かったなって思う。
何かお願いをしても決してNoということはなく、逆にその優しさにつけ込む人もいるそうなんですが、
スタッフにホテルのお金盗まれてクビにすることはあっても、決して友達としては切らない。
いつでも連絡取ってお酒を酌み交わすとか。
そして彼曰く「大事なことはお金じゃない。君たちが楽しめないことが僕にとって問題だ。もし君たちがハッピーなら僕はハッピーだ。」
日本社会で、みんな心の底では分かってるし気付いてることだけど、忘れられてしまったことを彼らスタッフは貫いています。
いや、きっと本人からすればそんな自覚さえ持って無くてそれが彼らの【当たり前】。
時間通りなんてことは少ないかもしれないけれど、ゲストに楽しんで欲しいって気持ちは本物です。
だからもしこのホテルに来ることがあって、なかなか時間通りにいかなくても、
カルチャーの違いとしてしっかり受け入れてあげてください!
逆にその寛容さを持たない人は永久にプンクチュアル(時間通り)日本に留まってください!
僕にはどちらの文化や社会が良いかなんて事は分かりません!
ここアフリカにはたくさんのモノはないけど人間の、人間らしい営みがあります!
バスから見る山の上で細々と暮らす家族、マサイ族の牛使いの少年、街で必死にモノを売ろうとする人。
お金は持ってないけどもの凄く活気があって街が持つエネルギーが凄まじい!
当たり前だけど、世界には70億の人がいて70億通りの人生があって、全てに触れることはできない。
だけど皆それぞれの人生やそれぞれの仕事に誇りを持って生きています!
逆に日本人でそれほど自分の人生や仕事に誇りを持っている人はどれくらいいるんだろう。
そしてそんな人たちを無下にするかのような「やっぱり日本が一番」って台詞が僕は大嫌いです!
もちろん落ち着くって意味で言ってる人もいるだろうけど、
そうではなくて「海外の悪いとこを挙げて比較する人」のことを指してます。
たしかに外に出れば日本の環境が整っていることに気付くけど、
逆に日本に足りてないところに目を向けた方がよっぽど面白い!
そして夜はビールをおごっていただき大いに盛り上がった!!!
・初めての屠殺(とさつ)にトライ!!
翌朝起きてすぐに洗濯を済ませ朝食へ。素直にコーヒーや牛乳が飲める幸せ。。。。。。笑
そして兼ねてから挑戦したかった鶏の屠殺をしたいと言ったら即OKが。笑
一人の青年が鶏の脚を掴んで持ってきてくれました(笑)
なぜやってみたかったかというと、僕らは生きるために他の生き物の命を頂いているってことを実感したかったから(まじめ)。
日本ではスーパーに行けば食べやすくカットされて売られているけど、そのプロセスは目に見えない。
そして実際に自分が首を落として羽を剥いで内臓取って切り分けるのをやってみると、
その命に対する感謝と、生育から屠殺、切り分けるまでを仕事にしてる人たちに対する
感謝の気持ちを持ちました。(真面目でごめんなさい笑)
お昼ご飯に自分が殺した鶏を頂いたけど、言葉では言い表せない何とも言えない気持ちに。笑
さて、昼以降は街歩きへ!!
・モシを歩く
多くの観光客が大好きだというモシ。
今日はホテルオーナーのディオニスの子ども達と午前中遊んで、午後から街へ。
キリマンジャロに登る目当てで来る外国人が多く、欧米人を始め日本人も見ます!
街は比較的キレイだけど、露天商の数がドドマの比じゃない!笑
どこでも商売しちゃう彼らの商魂のたくましさには脱帽します(笑)
中にはよく分からないマシンを自慢げに見せてくるおっちゃんも。
今後も自炊しながら生活するので、この際自分のナイフを購入(笑)
しかも値段は100円ほど(笑)
早速切れ味を試したいところだけど切るモノがない。。。
まぁ嫌でもその時は来る!
ってな訳で一度ホテルに戻り同じホテルに泊まってるゆうきさんと学校へ。
学校に行きたいと言ったけど連れて行ってくれたのは孤児院。
15~19歳の年代をサポートする施設が1つ、それ以下の年代のキッズ達をサポートするので計2つの施設。
何だろう。凄く辛い過去を持っているはずなのに超ウェルカム。
「君たちは何になりたいんだ?」と聞けば、
法律家・医者・ビジネスマンなど、キラキラした目で答えてくれました。
それを教えてくれたのは孤児院のマネジメントをしてるママ。
直接そう語ってくれたわけじゃないけど、彼女を慕ってボランティアで活動しているスペイン人の二人がいて、
「私たちはママをサポートしたいの!」と彼女らのモシに来た目的を聞いた時、
スペインとタンザニアの地方都市で繋がる面白さに感動。
一生懸命自分のやるべきことをやっていれば必ずサポートしてくれる人が現れるんだなぁ。
とりわけ今は国内だけでなく世界中の人と繋がれる時代。
国を超えて目的を一にして頑張っている人たちと、それに応えるべく一生懸命に生きる子ども達。
彼らのなりたい将来が実現するかは分からないけど、こうして出会ったのも何かの縁。
横浜を「よこしま」と言うけどいつか日本に行きたいと言ってくれた。
それが俺たちの夢だって言ってくれた。
いつか日本で出会えたらなぁと切に願います!!!!
僕はタンザニアが大好きです。
これに偽りはなくて、
この一ヶ月この国の良い面・悪い面・明るい面・暗い面も見てきたけど、
もっと知りたいし、もっとたくさんの人々に出会いたいし、もっとたくさんの笑顔に触れたい。
そんなわけで國井はモシを満喫しています(笑)
※例によってシェアをお願いしますm(__)m
モロゴロからドドマ・モシを経てルワンダへ陸路移動~モロゴロ⇒ドドマ編~
2018/9/20
ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。
9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)
こんにちは!
田舎ライフを楽しんでいた僕ですが、いよいよその村とも別れを告げ、
6/27にバスで9時間かけて首都ドドマにやって参りました!!
隣はやたら体つきがいいヤツだし狭いしで、おしりが痛いのなんの!
それに最初乗った時は座席空いてなくて、重たい荷物を持ったまま立って乗車。。。
舗装されてない道路をバカみたいに爆走するから完全にアトラクションだし、
久しぶりに乗り物酔いで吐くかと思った。笑
真面目に日本の満員電車の比じゃないくらい辛かったです(笑)
もうなんでも来い!
ちなみにここからは移動が続き、7月頭にルワンダに入ります!(5日入国予定)
そして三戸さん、2週間弱本当にお世話になりました!!!
最後の晩餐的な感じで、三戸さんが先輩隊員からもらったというカレーのルウで、
夏野菜たっぷりカレーと、再度お好み焼きを作り、
ホストファミリーに振る舞ったけど、確実に僕らの方が楽しんだ(笑)
(髪の毛がアフロのようになってきた)
アフリカで食べる自分たちで作ったカレーは格別!
メインはカレーだったけどタンザニア人の口にはお好み焼きの方が合うみたい。笑
TOPIC
- 村に滞在した感想
- 首都のくせに何もないことで有名だけど実際どうなの?
- 村に滞在した感想
まず何よりも、
【物価が安い!!】
ほとんどの野菜が100円以下。しかも1個じゃなくて3~5個でその値段!(主婦か!)
お好み焼きとカレーの具を全て揃えても500円とちょっと。(以下参照)
・お米1.5㎏
・豚肉1㎏
・ジャガイモ7個
・ニンジン2本
・トマト7or8個
・タマネギ1個
・オクラ5本
・ナス3本
・ピリピリ6個(唐辛子。スワヒリ語でもこの名称)
・卵3個
・小麦粉500㌘
・キャベツ半玉
(1㎏の骨がまだ付いた豚肉を料理したことはあるだろうか。)
こんだけ買って500円ちょっと。うん、これは完全にレストランやれる。
それから人が優しい。田舎の人は優しいというのは万国共通なんだろうか。
インフラが整ってなかったりケータイの電波が入りにくかったり、
色々大変なことはあるけども、【ほんとに住める】
前も書いたけど、難点なのは砂埃が凄まじいこととシャワーの砂利くらいかな(笑)
ここからちょっと真面目な話だけど、
僕は渡航前、「アフリカの人たちがほんとに経済レベルを上げる必要があるのか?」
という疑問を抱いていました。と言うのも、僕がいた村も絶対に餓死はしないような
かなり豊かな土地。それに人々はゆったり毎日を過ごしていて、生きる上で最低限必要なモノを得て生活をしている。
一次産業完結でいいのでは?発展はほんとに必要なのか?
実際に来てみて今考える答えは、【やっぱりキャッシュは必要】だということ。
つまりキャッシュを得ることが出来るならば生活を変える必要はないということ。
例えば学校に通うのも、村人が新しい事業を起こすにしても、学校の設備を整えるにも、
どうしても必要になるのが現金。それから毎年多くの人がマラリアに罹るらしく、
亡くなる人もいるそうで、実際僕がいた間にも、一度葬式がありました。
これを改善するのにも教育と治療費は必須。
村で養殖業をやっているグループの一人に、
「俺たちの村をどう思う?これから成長していくと思うか?経済を勉強してるんだから何か意見をくれ!」
と言われ、僕が彼らに言ったのは「ある程度の現金収入を得る手段を持たないといけない」
というなんとも情けない答え。
他にも「学校・医療・道路・電気などインフラの改善 (ハード面ソフト面両方)・ゴミに対する意識改善」など
(田舎の一般的なトイレ。)
かなりわかりきったことを言ってしまい、自分で情けなくなった。。。笑
でもそれだけインフラの重要性を凄く感じた。特に道路。
港を持ち、海外との玄関になっていて、事実上タンザニアの政治・経済首都であるダルエスサラームから何もなくてバスで9時間。(たまに故障もある)
やっぱり物流の弱さが顕著だなぁと。
情報や教育の質向上に関しては正直テクノロジーの普及を優先した方がいいとは思うけど、
アフリカに限らず、世界のどの産業もどの会社も、結局物流が止まったら仕事にならない(全部ではないが)。
京都まで歩いた時凄く感じたんだけど、万が一物流を支えてるトラック会社がストライキを起こしたら日本経済も壊れるなぁと(半端じゃない数のトラックを見たから)。
こっちではもともと道路が舗装されてない上に、輸入されたかなり疲労したトラックを使ってるから故障してるのをちらほら見かける。
(パンクの修理中)
まだ考えがまとまってないのに書いてしまって恐縮ですが、、、
とにかくマングラ村に滞在できたのは、思考を巡らす上でかなりよかった!笑
首都のくせに何もないことで有名だけど実際どうなの?
ドドマと言えば、世界一周した人たちのブログを見ても、 「何もない」
というコメントがほとんど。果たしてそれは本当なのか、街歩きをしてみました。
とりあえず僕として痛手だったのは以下の2点。
1:英語話せる人が少ない
2:Wi-Fiが見つからない
1に関しては僕が運が悪いだけなのかもしれませんが、ダルエスに比べて圧倒的に少数。
レストランでも通じない人がちらほら。
2は、もはやWi-Fiを知らない人の方が多いんじゃないかって思うくらい(笑)
そんな訳でこの記事はテザリングを駆使してUPしました!
さて、街歩き。「何もないわけがない!!見所はあるはずだ!」と意気込んで街へ繰り出しましたが、
これが意外と楽しい(笑)
それぞれの街にはそれぞれの暮らしがあって、それを楽しめるかどうかじゃないかな(笑)
他の国の首都と比べればもちろん小さな街かもしれないけど、
モスクと思われるキレイな建物があったり、露天商が並びまくってたり、
よく分からないモニュメントがあったり、キレイな時計が付いた建物があったりして、
僕は好きです(笑)何もないところでも何か見出さないと!(なかなか名言)
アフリカに来る前に行ったフィリピンでもそうだったけど、
なんでこう新興国のストリートフードは美味しいのだろう。笑
(牛肉串一本200Tsh=10円)
そしてあるときからサンマが食べたくて仕方ないので、晩ご飯に魚を食べました(笑)
これがなかなかイケる!だけどやっぱり敵うはずがない。。。
サンマは帰国までお預け!
最後に、泊まっていたホテル。蚊帳有・Wi-Fi無・トイレシャワー共有(冷水)・朝食無し
DAWOOD Lodging一泊10000Tsh=500円
ドドマは宿に関する情報がなく結構不安でしたが、来てみると結構ゲストハウスが多くあるので、
もし来る方はご安心を!
さて、モロゴロ州キロンベロ郡マングラ村Bからルワンダに向けての陸路移動!
首都ドドマを経て、お次はキリマンジャロの麓にある、登山の拠点として賑わうモシ!!
ようやくタンザニアならではのものが拝める!!!!
タンザニア集合!
2018/9/20
ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。
9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)
こんにちは!
今回の記事はちょっとしたお願いです!笑
僕は今回アフリカに来てただ旅をするだけでなく、実際に色んな地域で暮らしてみることで、
【アフリカ=危険・貧しい】というイメージを少しでも良く出来ればと思ってこのブログを書いています!
そのくせ、着いた日からトラブル続きで死ぬかと思った経験もしたし、
「なんて皮肉なんだ!」と思わず一人笑ってしまいましたが(笑)
でもそれ以来危険な目に遭うどころか、のどかな毎日を過ごしています笑
白飯炊いたりお好み焼き作ったり村の小学校行ったり子ども達と一緒に稲刈りしたり。
ゆ~っくりと過ぎていく田舎でのアフリカ時間。
散歩したり森の中にあるカフェでネットサーフィンしたり本読んだりしてると、
たまに何しに来たんだっけって考えるけど、「その土地の暮らしをしたいんだからこれでいいや」って感じ。
日本の競争社会に疲れたり、そもそも自分には日本のステレオタイプが先行してる風潮があってないやって思う人は是非一度訪れて欲しいなぁと思う(笑)
生きて行くには困らない十分な食料はあるし、物価はまだ低いし人々は優しいし気温も過ごしやすいし(毎日30度くらいらしいけど日本のそれとはまったく別物)、
何より生かされてるな~って実感します(笑)
難点なのは、フライト代が高い、田舎に行くと刺身などの日本食が食べれない、
くらいかな(笑)
ちなみにいま最も食べたいのは秋刀魚の塩焼きと唐揚げ!
それはどうでもいいとして。笑
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そのためにもっと面白いコンテンツにしていくので、
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国際協力ってなんぞや
2018/9/20
ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。
9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)
こんにちは!
アフリカに来て2週間が経ちますが、結構既に色んな経験させてもらえてます。笑
クレカ吸い込まれ事案に始まり、強盗に遭いほぼ全て失う、第二回クレカ吸い込まれ事案、
ザンジバル島、日本食レストランOSAKA、アフリカのこどもの日参加、鍋でお米を炊く、
年に一度のキリスト教のイベント、お好み焼き作り、チャーハン作り←new!
とっても思い出深いものばかりですが、特にこっちのお米を炊いた時のできあがりの日本ぽさに感動。笑
粘りといい堅さといい完全に日本のそれ。笑
鍋で炊いたからより美味しく感じるし、何より三戸さんが持参していた
ご飯ですよ!や、ふりかけ達でいただく喜びったらまぁすごい!
ちなみにこっちでは水道の水で料理をすることは基本的に出来ません。砂が混じってるから。笑
一度大きなバケツに溜めて砂を沈殿させてから更に布で濾した水を使ってます。だから米を炊くのも研ぐのも一苦労。
そうやって作ったご飯はやっぱり格別(笑)
それからお好み焼き!これは完全にこっちで商売できるレベル(笑)
かなり美味い!もちろん日本のと比べたら劣るし、
なんなら正直に言うとお好み焼きに近い何かだったけど(たぶん小麦粉が甘いせい)、
こっちの人は甘いの好きだから人気出るはず、うん。
ちなみに5~6枚作れる分の材料を揃えても250円という破格の値段。
これは軌道に乗るぞ~(やらないよ)
前置きが長くなったから本題に入ります。笑
TOPIC
・昔々、人が土地を巡って争った理由
・キリスト教イベントに参加
・国際協力ってなんぞや
・昔々、人が土地を巡って争った理由
僕が今滞在している村は本当に緑豊かで、お米や野菜トウモロコシなどが豊富に栽培され、食べ物には困らない環境が整っています。
多くの家庭で鶏を飼っていたりして肉も低価格で手に入ります。
(これは豚肉。ちなみに鶏肉は一頭丸ごと買って屠殺するそうです)
いきなりだけど、冷静に、もし食べ物に困ってる村に住んでたら襲って奪いたくなる。笑
(これ全てお米です。道端で大量に干されてます)
大昔、人が移住を繰り返していた頃は、水源や食料を求めて村同士の争いが頻繁に行われていたと歴史の教科書に書いてあったけど、
妙に納得。おそらく今の村はかなり土地に恵まれているように思います。
すぐ側に、国立公園に指定されている山があって水には困らないというのが一番大きな要因かと。
安全な水を手に入れるには困ると言ったけど、それはもちろん水を買わなかった時のことで、
村の雑貨屋にはボトルの水が並んでます。アジアやアフリカで貧困に苦しむ人が暮らす地域の中で、
貧困状態に陥った要因はそれぞれあるかもしれないけれど、【水】というのはかなり大きいなぁと感じます。
・キリスト教イベントに参加
話は全然違うけど、6/18にキリスト教イベントに参加してきました。
かなりいいタイミングで来たなぁと思うのが、これも年に一度の大きなイベント。
毎週日曜に、村ごとの集会が行われているのですが、今回は近隣の村全体で行われるかなり特別な行事。
みなオシャレな服を着て大きな広場に集合。名付けて【青空集会】。
聖歌隊が歌ったり神父がしゃべり倒したり集まった人たちがお金を寄付したり(僕らもしました)各村がお供え物をしたりして3時間ほど。
続いて布教活動の一つで、教会まで皆で仲良く歌いながら歩きました。
結局4時間半ほどかかって終了。辛かった(笑)
宗教の持つ力って凄いなと思うのが、先日のこどもの日イベントで、
お偉いさんや代表のこどもが一人で話してる時でも普通に隣の人とおしゃべりしたり、
ケータイいじったりしてるのに、こと集会となると誰一人としてそんなことする人はいなかったこと。
みな何をお祈りしてるのか分からないけれど、とにかく必死。
アフリカの人って結構色んな点で怠惰なイメージだけど、ここまで本気にさせる宗教ってなんなのだろうと少し興味がわきました。というよく分からない感想でした(笑)
・国際協力ってなんぞや
最後にちょこっと真面目な話。
国際協力って言葉が日本で流行り始めてずいぶんと経つけど、
そもそも国際協力って何者なのかと考えてみた。
世界中で10億人が飢えている、みたいな話を一度はどこかで聞いたことがあるかと思います。
そこから国際協力に興味を持つ人もいれば、実際に途上国と呼ばれる国に行って興味を持つ人もいて、入り口は色々。
でもさ、この世界から貧困をなくすことは可能なのかな。
これはネガティブな意見として聞こえるかもしれないけれど、
現実的に考えて争いがなくならなければ、この問題は絶対になくならないはず。
難民問題然り、子ども兵士然り、テロ然り。鶏が先か卵が先か的な話だけど、
テロや争いが起こるから貧困層が生まれるのか、貧困があるからテロや争いが生まれるのか。
僕が実際に来て凄く感じるのは、【貧困層】と、一括りに捉えてはいけないということ。
本当にぎりぎりの生活をしている人もいれば、学校に行けて食には困らず最低限の生活をしている人もいれば、
学校に行くお金を出せない家庭もあるし、その反対にめちゃめちゃいい暮らしをしている人もいる。
10億人が飢えているって本当なのか。僕はまだその答えを知ることは出来ないけど、
そういう誇大広告をうつことで逆に現地の人たちが困ることもあるんじゃないかな。
国際機関のお偉い方に実際に色んな村々に足を運んでもらえたら少しは変わるんじゃないかな。
寄付を集めるために悲惨な状況を伝える必要はあるけど、
その結果が生み出す【危険な地域・貧しい地域・恵まれない人々】という印象の方がよっぽどネガティブ。
自転車とおんなじだと思う。最初は補助輪必要だけどある程度漕げたら外す感じ。
寄付や援助は必要だけど、そこに依存するモデルを作っちゃいけない。
と、なると。僕ら外国人に出来る事って、彼らの選択肢を増やすことくらいじゃないかな。
田舎の小さな村で一生を終えるしか知らない彼らに、こんな生き方もあるんだよって示すこと。
そこに強制力が働いちゃいけない。意思決定はあくまでも現地の人々。
そもそも「途上国の人々の役に立ちませんか」とか、「恵まれない人々に寄付を」
みたいな話が、見下してる気がして大嫌いで。
本気で国際協力を騙って現地の人々のために何かしたいなら一回現場を見てからだと思う。