初めての一人暮らしinウガンダ
2018/9/20
ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。
9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)
それに伴って首都カンパラにあるアパートに入居。(250$ / 月)
一応人生初の一人暮らしがスタート!
まだインターンの仕事が始まってないからあれだけど、
実際めっちゃ楽しい笑
ただとにかくお金を切り詰めたいので、今月からベジタリアンに転身。
というのも、こっちでは野菜がめちゃ安い!
昨日ローカルマーケット行ってジャガイモの値段聞いたら、約100円 / ㎏。
毎日ポテトサラダとコロッケパーティだなこれは。
あ、そういえば入居して初日に買ったパンの半分以上がカビてました。
生き残ったヤツを冷凍して手で揉み崩して作ったパン粉で、
いつかコロッケを作ろうと思ってます。この作業をやってるときの気持ちと言えば、
「おれ必死にパン揉んでなにしてるんだろう」これに尽きます。
そもそも売り物のパンにカビ生えてることがおかしいけどもう驚かないよね
ご飯炊いてニンジンとピーマンのきんぴら作ったり、
なんちゃってピザとかピタパン作ったり、スープパスタ作ったり、
(チーズ高いからケチった笑)
欧米人の間で人気のoat milkなるものを食べたり、めっちゃ健康的な生活(笑)
あと基本的に移動は徒歩。アフリカ来る前に東京~京都間を徒歩で旅したのを思い出せば、
5~10㎞は余裕。難点は空気の汚さと暑いことだけどだんだん慣れてきたから大丈夫。
そのうちスパイスから作るベジタリアンカレーと、手作り餃子の皮でベジタリアン餃子とか、
色々やってみようかと思ってます。
あ、ベジタリアンと言えど個人的に魚・卵・チーズは欠かせないので食べます。笑
月に一度ベジタリアン解禁して、唐揚げとかトンカツにトライする予定です。
そんなかんじでゆるーい近況報告でした(笑)
こっちに来て一番強く感じていること
2018/9/20
ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。
9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)
ここはほんとにアフリカを感じます。笑
半端じゃない人の数、渋滞、路上の物売り、空気の汚さ、
(名物マタツ)
(たぶんタウン最大のOWINOマーケット)
(帰宅ラッシュ時に見られるモト渋滞。推計100台は越えてます笑)
どれを取ってもルワンダでは感じることのない環境です。
ただ、幸いにも毎日一回大量の雨が短時間で降るので、空気中の砂埃も洗浄されて助かってます(笑)
ウガンダ紹介はここらへんにしといて、またちょっと真面目な話。笑
【途上国の人たちって物理的な裕福さはないけど幸福度は高そう】
これは僕が日本にいるとき考えていたことだけど、多くの人も同じように思っているんじゃないかな
「途上国の人たちと触れ合って幸せについて考えた-!」みたいなのもよく聞く話。
東南アジアに行く学生は大勢いるけど、実際どこまで深く関わるかで抱く感想は違うはずで、
浅いとさっきみたいな思考に陥りがちな気がする。(どれがいい悪いと言うつもりはありません。)
だけどこっちに来てからその考えは半分正解で、半分は正解ではないと変わりました。
というのも、救えるはずの命が救えない、一次産業だけでは限界がある、ということに直面したから。
マラリアにかかって為す術もなく人が死ぬ。国の発展の為に虐げられる人たちがいる。
一方で何も知らない僕らはそれを幸せそうと言う。その見方はまったくもって本質を捉えていなかった。
自殺者が多い日本で、これ以上何を望むんだろう。中学校までは義務教育が保証され、
多くの人がなんとなく高校へ進学し、大学進学率に至ってはいまや5割オーバー。
勉強する環境があるのに気付かない。情けないけど、こっちに来てそれに気付いた。
東アフリカでは幼い頃から英語に触れ必死に勉強する子ども達。
それが将来食いっぱぐれない為の1つの手段だから。
日本の子どもとアフリカの子どもを比べること自体おかしいけど、
彼らのエネルギーはやっぱりすごいなって思う。
学ぶ環境・学ぶ必要性・重要度、色々ファクターはあるけど凄くもったいない。
そして停電もなければ断水もない。妊婦や赤ちゃんの死亡率は抜群に低い。
栄養のある食事が摂れて水も飲みたいときに飲める。
怪我をしたり風邪を引けば、国が保険という形で守ってくれる。
ここまで整った国がどこにある。それに気付かないままアフリカの人々を幸せそうと言うのは絶対違う。
こっちではどんな状況であっても自分の身は自分で守るしかない。それは文字通りの意味で。
汚職にまみれた国の政府・行政なんてあてにできない。
日本の小・中学校の夏休み前とかによく、「自分の身は自分で守りましょうねー」
って言うのとはまったく訳が違う。
もちろん足りないものはお互い補い合って、迷惑かけてもお互い様っていう文化を見ると、
すごく幸せそうに見える。
だけど泥だらけになりながら自分より大きなゴミ袋を早朝から運んでお金をもらう幼い子ども、
夜11時過ぎて道路で信号待ちのドライバーに物を売る子ども。
そこに一切笑顔はないし幸せは見つからない。
人間にとって普遍的な幸せってなんだろうっていうのが、
僕の中で1つテーマとしてあって考えてるけど全くわからない。
ただ確かなことは、アフリカの国々を
【貧しい国・危険な国】【貧しいけど幸せそう・発展する必要ない気がする】
と見るのはおかしい。
そんな単純なものじゃなくてもっと複雑な環境。
治安が悪いのには必ず理由があって、貧しい生活を強いられているのにも理由があって、
幸せそうに見えるのも表面しか見てないからで、彼らだって辛いことでも仕方ないって言って飲み込んでいるはず。
経済が大きく伸びて活気に溢れてる一方で、まだまだ貧しい生活をする人々も多くいる。
そういうリアルなアフリカを発信して、
それを読んだ方が何か少しでも得るものがあるなら僕がやっていることは意義のあること。
もちろん僕が発信する事全てが正しいわけではなく、全体のほんの一部分で、
しかも僕のバイアスがかかった情報でしかない。
それを理解した上で、アフリカのリアルを少しでも知ると同時に、
いま自分が置かれた環境がいかに素晴らしいのかを一人でも多くの人に知ってほしいとというのが今日のテーマでした、ジャンジャン!
価値観をぶっ壊されて路頭に迷うinルワンダ
2018/9/20
ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。
9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)
最近かなり路頭に迷っています。笑
突然の告白になんやねんって思われた方もいるかもしれませんが(笑)
どういうことか、順を追って説明していきます。
-
[自分ってなんだ]
- [世の中の矛盾]
[自分ってなんだ]
えー、いきなり哲学的なことで恐縮ですが、こっちに来てたくさんの人々に出会って自分というものが分からなくなってきました。笑
こういうネット上で弱みを吐く系の内容は大嫌いで、特にSNSで病みアピールをしてるのを見ると吐き気を催す僕ですが、
今回はあえて等身大で行こうと思います。
※写真のチョイスに意味はありません
もし自分と同じ悩みを持つ人がいたら、アフリカでも同じように悩んでるぜ!って元気づけられたらと願って、あえてね。笑
まず、圧倒的に自分の非力さを突き付けられた。
僕はこっちに来る前まで、
「仕事がない人たちの為に雇用を産むんだ!そのために現場を見てリサーチするぞ!」
と燃えに燃えていたわけです。ところが。
来てみると想像を遙かに超えた現実があるわけですよ。
それでも最初はハードルは高い方が面白いと
意識高めに前向きに捉えるようにしてましたが、ルワンダに来て凄い経済格差を見て
ちょっと分からなくなってきた、そんな感じです。
具体的に僕を悩ませているのは下記の通り▽
・格差を生んでいる原因
・ボランティアとビジネスそれぞれの限界と自分がやりたいこと
・てめえに何が出来るんだ
1つずつ説明しますが、まずなぜ半端じゃない経済格差が生まれたのか。
特にルワンダという国は小国で、人口も少ない。しかも20年前には大虐殺があり、
文字通り何もなかった。スタートラインは同じだったはず。
しかしこの20年で圧倒的な差が生まれた。
都心ではBMWやベンツなど高級外車を乗る人を見れば、
そこから1時間ほど離れるとトイレがない、水道がないのは当たり前
しかしそこで暮らす人たちがとっても暖かい。それも自分を狂わせている1つ。
なぜイメージ的に豊かな日本から来た一人の学生に、ご飯をもてなし寝床を用意してくれるのか。
なぜ生活は苦しいはずなのにここまで優しくしてくれるのか。
一方自分が育った国はどうだろう。突然来た外国人をただで泊めて飯食わせて交通費も負担するような人はいるだろうか。
そこに「何が問題なのかリサーチするぜ!」って言って勝手に乗り込んで「次来るときには皆のために雇用生むぜ!」
って考えてた自分がめっちゃ気持ち悪くなって、そもそもの考えに自信を持てなくなった感じ。
例えるなら、
医者が勝手に家に乗り込んできてどこが悪いか診察して
「次回薬持ってきますね~」
ってくらい強引で勝手。
これは前に触れたけど再度。
ビジネスにはビジネスの、ボランティアにはボランティアの畑があって、一長一短。
特に田舎地域で購買力が無い人たちに、ビジネスだ-!
ってアプローチしたらただ頭がおかしいヤツ。でもそれをちゃんと理解できてなかった。
つまり来る前の僕はお金がない人たちもビジネスで救えると勘違いしてた頭のおかしいヤツでした。
ビジネスでフォローできないから、寄付金等を募りながらNGOなどが頑張る出番。
現地の人たちの為に正しいことをしているならどっちも正解のはず。
でも自分がどっちをやりたいのかが分からない。なぜならどっちにもワクワクする自分がいるから。
・てめえに何が出来るんだ
これが一番大きい。今目の前で苦しんでいる人がいるのに何も出来ない自分。
端金をあげることは出来ても解決にはならない。
そこで。一旦アフリカを置いといて、日本社会で自分がどれくらいの市場価値があるかを考えてみた。
【何も市場価値がない!何も出来ねえ!】
って気付いたわけです。もちろん来る前も自分なら出来ると思い込んでたわけではありません。
ただ、凄い臨場感を持って現実として突き付けられた感じ。
てめえに何が出来るんだ!って。
シャボンディ諸島でバラバラになって、新世界のすごさを実感したときのルフィ達さながら。
そして「まだ20歳だからしょうがないよ」と言われたりするのもまた嫌。
年齢を盾にして逃げたくない。
だけど仮に自分から逃げなくても、そもそも相手が目もくれないような弱者。
悔しいことこの上ないわけです。
・世の中の矛盾
一日を生きるのに必死な人たちと、一緒に何かしたいと考える一方で、
平気でカフェでくつろぐ自分。だけどそこから少し行けば靴を履かない少年に出会う。
この矛盾もまた僕を悩ませています。これを矛盾というのか世の中の不条理さというのか分からないけれど。
※写真のチョイスに悪意はありません
だけど1つだけ確かなことは、色んな人たちに迷惑をかけながらも来て良かったって事。
自分が死にかけて、もう一度死生観を考えるきっかけを得たし、
貧しいながらもたくましく生きてるたくさんの笑顔に出会えるし、
日本では絶対に見ることの出来ない景色、人々の暮らしの風景を見れるし、
アフリカの中でも、特に田舎に行けば何もないけど、そこには確かに人々の生活があって、
普通に考えたら決して繋がるはずのない人と繋がる経験。
価値観ぶっ壊されて精神的に路頭に迷ってるけど、毎日一生懸命生きないといけないなと、
改めて実感させられる毎日です。
ちなみに個人的に一番忘れられないのは、バスの中から見たマサイの牛使いの少年。
まだ5歳くらいなのに、自分より背の高い棒っ切れを持って十数頭の牛を連れて何もない草原を歩く姿に無性に鳥肌が立ちました。
いつか書いたけど、この地球には70数億の人間が存在して、
存在する人間の数だけ異なる人生があって、
その中の一人でしかないんやなぁ~
これから過ごすたかだか数十年の人生をどう生きたっていいやないかって思う。
どうせいつかはみんな死んで忘れられるんやから。
これは病んでるわけでも人生を放棄してるわけでもなくて、
自分の小ささをきちっと理解する大事さの話。
さて、キリスト教に入るようアツい勧誘をうけたり、バイブル持たされたり、
毎日めちゃめちゃな量の食事を食わされて体調を崩し気味の國井ですが、
とりあえず今日も頑張って生きてます(笑)
今お世話になってるホストはこの上なく熱心なクリスチャンで、
ことある毎に、【pray・bless・god】の3単語を列挙してきます。
ひざまずいて祈ろうとも言われ、さすがに全力で拒否しました。
ちなみにこっちの人たちはまじで炭水化物と炭水化物と炭水化物と肉を食べるので、
腹部膨張感が半端じゃありません。後日写真をupします。
現場からは以上です。
ビジネスと非営利の区分
2018/9/20
ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。
9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)
キガリに入って早一週間。なんとなくではあるけどルワンダのいいところ悪いところが見えてきたからちょっとメモ!
良い点としては、
・内陸である分、高付加価値産業が進歩してる
・カガメさんの独裁が良く機能している
・外資が参入しやすい
良くない点&不安な点
・産業構造のバランス
・カガメさんの後任の育成
・ビジネスがスケールしにくい
・物流の弱さ
・経済的格差
良い点に関して
農業従事者数を見ると7割近くを占めるが、
ICT立国を掲げていてIT産業がかなり発達しているため、
5~7%の高い経済成長率を維持してる。
カガメさんを独裁者だという向きがあるけど、現在は良い方に機能している印象。
治安の良さや外観のよさは観光客を呼びやすいし、外資参入にもプラスの影響を与えると思う。
その反面、不安に思うところというかここは変えた方が良いんじゃないのかと思う点も。
まずは一次産業から二次へのシフト。ルワンダは国土が狭く人口も少ないため、
途上国全般に見られる労働集約型産業が見られない。
人件費も高くなっているらしく(正確な数字は聞けてない)。
最後に挙げた経済的格差是正のための雇用創出という観点からも、工業分野は必須課題。
カガメさんに対する支持率が9割を越えていて、異常なんだけど、
やっぱり裏を返せば彼の後任がいないともとれる。
でも面白かったのは、今日泊まってるエアビーのホストに
「カガメ退任後、誰がリーダーになると思う?」って訊いたら、
「誰でもなれるさ」って返された笑
もちろん続きがあって、「だってカガメの真似をすればいいんだもん」とのこと。
そんなに甘いものなのかとも思うけど、その辺に関して僕は無知なので
それに関して意見がある方は是非コメントを。
それと、ホストにアフリカビジネスに興味があるって言ったらかなりノリノリで話してくれて、
特に農業はルワンダではトッププライオリティだと思うって言ったら、
「Agriculture is future」という名言が飛び出した笑
でもやっぱり彼らにも一次の生産性向上には関心があるらしいというのが分かった笑
ビジネスがスケールしにくいというのは、やっぱり国内のマーケットが小さいから。
ルワンダで成功したら次は隣国へ、みたいな応用が効くビジネスモデルなら
パイロットとしてあり。その好い例がDMM。
アフリカで、IT畑というDMMの特性を活かせるのはルワンダだから最初に参入したのだとか。
あとは内陸で、ケニアのモンバサやタンザニアのダルからかなり離れている点、
物流の弱さは否めない。
タンザニアから国境を越えてきたときも、都心に近づくにつれて生活レベルが
目に見えてアップしていくのが分かるくらい顕著。
それはカガメさんがこの国を良く見せるために、
徹底的に生活水準の低い人々を都心から遠ざけている、って話を聞いて
事実かは分からないけど納得。
そして今日DMMアフリカの方にお話をうかがった中で、
「おれが初めてNGOとしてアフリカに関わった2005年くらいから今に至る中で、トレンドが変わってきていて、
最初は開発援助に始まり、フェアトレードなど、段々とビジネス要素が高まり、
今はビジネスこそ全てみたいな風潮になってる感はあるね。
結局NGOやNPOにはその良さがあって、ビジネスにはビジネスの良さがあるから、
どの領域をターゲットにするかを元に、それに適した形態を取るのがベストなんじゃないかな。」
と言われ、確かに自分が途上国に興味を持ったのが幼い頃だとは言え、
その頃と今を比較することはしなかったなと、新しい気付きが。
また、田舎のエリアをビジネスという切り口でターゲットにすると絶対に利益をあげにくくなるから、
そこで寄付金を募ってNGOやNPOが入る意義がある、という感覚はすごく面白かった。
すごく納得。その中で自分がどの分野で一番ワクワクするかをきちんと見極めていく必要があるなと実感。
長くなったのでこの辺で!
Genocide memorial parkに行ってきた
2018/9/20
ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。
9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)
こんにちは!
キガリに入って3日目。毎日コーヒー飲んで満喫しています。笑
というのもタンザニアだとコーヒー飲めるとこがなかなか見つからなかったので、
一ヶ月の反動が来て飲みまくってます笑
そして今朝、Genocide memorial parkに行ってきました。
1994年4月6日に、ルワンダで起きた大虐殺事件。
おそらくこの出来事を知っている日本人はほとんどいないかと思います。
なんと100日間で50~100万人のツチ族が殺されたと言われています。
僕はまだ歴史に関して知識が甘いので、この出来事について深く言及することは出来ませんが、
伝えたいのは現在のルワンダの発達レベルが凄すぎること。
たった20数年でここまで人々の生活が変わってしまうのかと来てみて驚きます。
[TOPIC]
[ルワンダの変遷]
[所感]
[課題]
もともとはベルギーの植民地だったが、1962年に独立。
66年から始まった経済再建計画により、最貧国からアフリカの模範的国家に。
しかしこの頃からツチ族に対して、フツ族による排他的な政策は行われていた。
そして都市化の進展や、コーヒー価格の大暴落などにより、
貧富の差は拡大。両民族の和解政策は採られつつあったものの、1987年にはウガンダに流れていたツチ族系難民によりルワンダ愛国戦線(RPF)が結成。
1990年以降、ルワンダ復帰を掲げるRPFと政府による紛争が勃発。
経済低迷や政情不安に加え、RPFによる侵攻で、当時の大統領は和解政策を改め、
反ツチのイデオロギーを掲げる。そして94年四月にルワンダとウガンダの両大統領が殺される事件が起き、
暴徒化した政府とフツ族は、ツチ族の虐殺を行う。(ルワンダ虐殺)
しかしRPFが再度侵攻しルワンダ全土を掌握したことで収束し、フツから大統領を、
RPFから副大統領(現大統領ポールカガメ)を出し新政権が発足。
2000年には大統領が辞任し、そのままカガメ副大統領が受け継ぐ形に。
紛争時に海外へ逃れていた人々 (ディアスポラ)が戦後、ルワンダに復帰し、
それぞれ習得したスキルで国家の発展に尽力。
21世紀に入ると、年間成長率7%前後と、近代化によって急速な発展に成功し、
アフリカの奇跡と呼ばれている。ICT立国を掲げ、普及・整備に力を入れており、
IT国家となっている。またアフリカのシンガポールと呼ばれ、
環境美化を強化しており、キレイな道路や緑がしっかりと残されている。
- [所感]
- [課題]
モロゴロからドドマ・モシを経てルワンダへ陸路移動最終章~ムワンザ⇒キガリ編~
2018/9/20
ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。
9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)
こんにちは!
モロゴロ州からルワンダはキガリまでの大移動も、昨日無事に終了しました!!!
やってきた街キガリは、アフリカとは思えないほどキレイだし整っています。
移動距離435+526+717+538で、計2216㎞、バス乗車時間:43.5時間、日数:10日間
なかかなある意味でクレイジージャーニー。笑
と言うことで、今回で移動に関しては最終章!!
わりとネットに情報が落ちて無くて不安だったので、今後旅する人のためになるべく詳細に記しておこうと思います!!
TOPIC
・ムワンザから国境手前の街ベナコへ
・ベナコからルスモへ
・イミグレ
・ルスモからキガリへ
・ムワンザから国境手前の街ベナコへ
ムワンザからまずは国境手前の街ベナコへバスで向かいます。
このチケットは前日までに取得する方がベター。
僕はモシから来たので他のルートは分かりませんが、モシから到着するバスターミナルと
ベナコへと向かうバスが出ているバスターミナルは異なるので要注意。
ターミナル名はNyegezi Bus Stand。ムワンザ中心街からは結構離れているので、
移動前日はバススタンド周辺の宿を取ることをオススメ!
ちなみに僕が泊まったのはpassion hotel。シングル15000Tsh=約1250円WIFI無・冷水シャワー
最も気を付けなければいけないのは、スワヒリ時間なるもの!!
僕が切ってもらった切符には乗車開始時間【11:30am】と
出発時間【12:00am】と記されています。
しかし実際の時間はam5時半乗車で6時出発。まじで前日にバスターミナル行って確認しなかったら乗り過ごす所でした(笑)
スワヒリ時間を調べてみると【通常の時間+6時間】。
チケットはムワンザ市街で取ったんだけど、その時親切に教えてくれたおっちゃん二人が
やたらと「絶対電話しろよ!明日の朝ホテルまで迎え行くから!」って言ってきて、
「バスターミナルの周辺で宿取るし、時間も分かってるから大丈夫!」って言ってるのに
「ダメだ!」の一点張り。とりあえず僕の番号は教えず向こうの番号だけ聞いといて解散。
きっとこの時間のことを心配したんだろうな~(笑)
まぁ時間も場所も確認取れたから電話しなかったけど(笑)
とにかくスワヒリ時間にはお気をつけて!笑
そして翌朝寝坊(笑)
バス乗車の1時間前、4時半にアラームをセットしてて起きたのは5時半。
良かった起きれて!!でもこうなったのは理由があって、ホテルの下がバーで、
とにかくうるさい!!!全く寝れん!!
ホテルのチョイスは慎重に!
急いで支度して意外と余裕で間に合った。こういうこともあるので宿はターミナル近くで。
そして時刻通りに出発し、20分程走ると一旦降りてフェリーに乗ります。
その理由はおそらくヴィクトリア湖を突っ切るショートカットだと思うけど、バスも一緒にフェリーに運ばれ対岸へ。
ちなみにフェリー代は別途1000Tsh=約50円
ここで写真を撮ろうと、カメラをいつも入れてるポケットを見るとない!!!!
くっそショックでした。ダルエスで買ったソニーのコンパクトデジカメ。
寝坊して焦ったせいで忘れ物チェックが甘かった。泣
ということでここからは写真がないブログになってしまいますがご容赦ください。泣
それはいいとして。笑
フェリーが対岸に着くと、再度バスに乗ります。
朝6時に出発し、ベナコへ着いたのは14時頃。
そこで降りるとバイクタクシーや普通のタクシーがめっちゃいて、
彼らの方から「ルスモか?」って聞いてくるのでご安心を。
ちなみにバスの下の荷物入れに赤土が入るので預けたバッグは半端じゃなく汚れます。
・ベナコからルスモへ
バイタクに乗って、国境までだいたい30分程走るのですが、車タクシーよりも断然バイクをオススメします。だいたい国境まで3000Tsh。
最高に気持ちいいんです。ルワンダは「千の丘の国」と呼ばれていて、とにかく丘の数がすごい。
国境付近も丘の谷間がキレイに舗装されているので、絶景のなかを爆走すると
「あぁ旅してんなぁ自分」と浸ることが出来ます。とにかくオススメ。
そして国境に着くとバイタクの運転手に「ここからルスモまでは追加で2000Tshだ」と言われ、
むかつきました。最初ルスモまでって言ってたのに後になって変えてきたからです。
まぁめっちゃ気持ちよかったし合計5000Tsh払ってルスモに行きました。
ルスモはもうルワンダに入っているんですが、「ルスモ大滝」というスポットがあり、
ここにあるルスモ大橋は、日本と共同で作った橋!しっかりモニュメントに日本の国旗が入ってます。
・イミグレ
国境越えは、「あれ、越えちゃったの?」って感じでした(笑)
バイタクに出国と入国手続きを行う建物に連れて行ってもらい、手続き。
出国審査はあっさり終わっちゃいます。入国手続きも、僕はアライバルビザを取りましたが、
結構すんなり。ただし注意点が1つ。国境でアライバルビザを取る場合は事前にオンライン申請をする必要があります。▽参照▽
https://www.migration.gov.rw/index.php?id=203
入力内容は至って簡単で、それをルワンダ政府に送ると数日後にメールが送られてくるので、
そこに添付されているPDFを事前にプリントアウトして国境で渡せばビザを取得出来ます。(USBメモリーオススメ)
ビザ代30日間 $30US
この方の記事が分かりやすくまとめられているので是非(無断でごめんなさい)
タンザニアからルワンダへの陸路入国ガイドライン | Stay Curious
僕の場合は何故か2つのサッカーチーム、1つはユース、1つはたぶんプロリーグと重なり、
めっちゃ人数がいたので結構時間かかりましたが、通常であれば出国から入国まで全然かからず出来ると思います。
・ルスモからキガリへ
ルワンダ側の国境、ルスモから首都キガリまでもバスで向かいます。
3000フラン=たぶん400円くらい。
最初に何時間かかるか聞いたら3時間半と言われ、まぁ5時間くらいだろうと思い、
とりあえず乗車。これまでのぎゅうぎゅうのバスとは異なり2シートを占領できたので最高でした。
そしてやっぱり千の丘の国といわれるだけあって本当に絶景です。
きっと飛行機で行ってもキレイだとは思うけど、陽が暮れてくるとよりキレイです。
ちなみにキガリ行きのバスに乗ったのは16時頃。寝たり起きたりを繰り返しつつ
ニャブゴゴバスターミナルに着いたのは21時半頃。余裕で5時間半(笑)
初めての街どころか初めての国に夜着く怖さ(笑)
事前にターミナル周辺の安い宿に目星をつけていたので、そこに移動。
Alpha Guest houseシングル10000RWF=たぶん1300円くらいWIFI有・朝食付という良物件。(しかし朝食はよくわからないパンとよく分からない飲み物)
キガリに行く場合はオススメ。Wi-Fiは繋がらないこともあるけどそこはアフリカクオリティ。
まとめると、
ムワンザ⇒ベナコ⇒国境越え⇒ルスモで出国とイミグレ⇒バスでキガリへ
こんな感じ。国境でバイタクを降りて歩いて行くことも可能です。
僕はそれを知らず乗ってしまい、ルスモ大滝を満喫することは出来ませんでした。笑
そんなわけで今はキガリのカフェで記事を書いています!
この国は本当にキレイ!道路めっちゃキレイだし、建物も何となく欧風。
アフリカっぽくなさがすごいんだけど写真撮れない。泣
まぁもし今後タンザニアからルワンダへ行く人のお役に立てば幸いです!
モロゴロからドドマ・モシを経てルワンダへ陸路移動~モシ⇒ムワンザ編~
2018/9/20
ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。
9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)
こんにちは!
Kilicottage Moshiの居心地が良すぎて予定より長く滞在したモシ。
ほんとはもっといたかったけど、ルワンダで選挙が行われるとの情報を頂き
急いでルワンダへと向かうべく、
7/4にタンザニア西部のムワンザへとやって参りました。
アフリカでの選挙は、選挙期間前後で治安が悪化するため、たまに外務省から警告が出るレベル。
ムワンザといえば、
・ヴィクトリア湖で有名
・タンザニアで2番目に大きな都市
こんな情報で知られてるかな~。結構楽しみにしていたんだけど、
なんとモシからのバスの移動時間が16時間!!(笑)
最長記録を達成!(これまでは高校時代の遠征で13時間半)
バスを取った時に、「12時間くらいかかるよ!」って言われててまぁ良いかと思っていたら
4時間オーバー。でも何が良かったかって事前に時間がかかるというのを聞いていたので
移動前日の夜は一睡もしないという愚行に出ていたこと。しかしこれが功を奏した!
乗ってからは圧倒的に眠かったので寝まくって、さほど苦ではなかった(笑)
バス会社 MGHAMBA EXPRESS・35000Tsh、かなり新しめの車両でとっても快適。
もしモシ~ムワンザ間を移動する場合はオススメ!(モシを紹介する時の宿命⇒もしモシ)
隣はやたらいかついアラブっぽい顔の人。幅取るし大汗かいててちょっと鬱陶しいなって思ってたら、これがまたとってもいい人!
ICT(インフォメーション&コミュニケーションテクノロジー)の仕事をしていると自己紹介され、
なにかこう人は見た目じゃないってのを地で行く人だなって感じ(笑)
途中ブドウ買ってくれて二人で食べてました(笑)
それでも朝6時にモシを出てムワンザに着いたのは22時。初めての街に夜遅く着く怖さは半端じゃない。
着いてから安宿探そうとしてたけど、自殺行為だと思いバスの中でBooking.comでホテルを検索!
一番安いのを探し、一泊朝食付で40000Tsh=約2000円。十分安いけどちょっと痛手。笑
バスターミナル着いてから、隣の彼が夜の移動を心配してくれてタクシーで一緒に行ってくれた。
タクシー代も負担してくれたし、なんて優しいんだ!!
序盤に襲われたけど僕の中でタンザニア人の印象が日々良くなっていく!笑
気付けばこっちに来て一ヶ月。前半に色々ありすぎて、もっと長くいる感じがしなくもないけど、
國井は今も日々生きています!笑
鶏の屠殺したり目の前でヤギ殺してるのを見て夜ご飯にそれを焼いて食べたり、
地平線に沈んでいく大きな夕日見たり、肌の色は違えど一緒に酒飲んで笑ってれば
当たり前だけど【あぁやっぱりおんなじ人間やな】って思うし、
自分の小ささを実感させられる毎日!
そして僕が大好きなブルーハーツの「青空」と、
良かったら聞いてね!
青空 ブルーハーツ 歌詞付き -Aozora The Blue Hearts- Lyrics - YouTube
今日(7/5)は翌日の早朝からのバス移動のために、バスステーション近くの宿で宿泊。
ちなみに6時発。早く寝るため早めの夕食を取っていたらスタッフの青年に声をかけられ結構話し込んだ。
彼は今17歳で、高校を中退し今の店で働いてるとか。
「ここにいる人たち皆楽しそうだろ?みんなお金ないし貧しい生活をしているのは問題だけど楽しんでるんだ!だけど僕たちとは違って君の人生はきっととても忙しい。他の人たちに干渉されていてはいけない。自分のやるべきことをやるべきだ!」なんてことを言われました。
アフリカでは問題はたくさんあるけど人生で何を成したいか彼に聞いたら、
「おれに何が出来ると思う?」って反問されて
「いや偉そうに言っときながらそこ答えられないんかい!」って思ったけど、
相手は17歳の青年。悩んでるんだろうな~きっと。ただ彼の言葉には少し元気をもらいました!
この世の中、ネットが進化しまくって移動手段が進歩して狭くなったように感じるけれど、
やっぱりまだまだ果てしなく広いし面白い!!
それを少しでも多くの人に届けて何か1つでも得るものがあったらこの上ない喜び!