果たして本当に大学って価値がないのか

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「大学の授業が面白くない」

 

日本の大学生の間では良く聞かれる声。

 

実際僕も休学前はつまらないと思って授業を受けてた一人。

 

だから休学を決意してこうしてアフリカに来させてもらっているのですが。

 

そんな訳で、最近は「アフリカ留学に関して」・「休学に関して」書いてきたので、

 

大学に関する個人的な見解をまとめます。

 

アフリカ留学の是非

 

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休学制度に関して

 

 

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まず来てみて気付いたのは、「学ぶ場所と時間があるのに使わないのはもったいない」

 

ということ。アフリカでは学校に通うことすら困難な子がたくさんいます。

 

アフリカのみならず、世界中見てもこれほど教育インフラが整った国は少ないと思う。

 

それでもこっちでよく見られる中東系のファミリーの小学校低学年くらいの子が、

 

「How much is this?」って普通に英語で店員とやりとりしてるのを見ると、

 

素直にすげぇなって思う笑

 

幼少期からの英語教育に関しては賛否両論あるだろうし、

 

事実インド人の友人を持つある方に聞いたのは、

 

「早くから母国語以外の勉強を始めると、深い思考をする能力が育たない。」

 

インドではどこかのタイミングで全て英語の授業に切り替わるらしい(詳しい人教えて)。

 

その話をしてくれた方が「インドって英語教育が進んでて良いよね」

 

とインド人に言ったことに対するレスがさっきのもの。思考する能力、なるほどな~

 

話が逸れましたが(笑)、とにかく学ぶ権利と環境があるのに使わないのはどう考えてももったいない

 

面白いとかつまらないとか差し引いて、もったいない。

 

あんまりそこに気付けないともったいないお化けが出ます。

 

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(どなたか分かりませんがすごく気に入ったのでお借りしました笑)

 

「それでもつまらないものはつまらない」そういった考えもあると思います。

 

それはそれでいいんじゃないですか?

 

意地になってつまらなさを強調して、あーだこーだあら探しする方が時間の無駄だし、

 

何よりその発想が自分自身と自分の生活をつまらなくしちゃってる事実。

 

確かにどうしようもなくつまらない授業をしやがる教授もいますが(笑)

 

それでもほとんどの大学が図書館を持っていて、腐るほどの文献も読めて、

 

且つ色んな考えを持った人と利害関係なく接することが出来るのは大学くらいじゃないでしょうか?

 

もちろん学外でもそうです。

 

何の見返りもなく世界で活躍している大人に会うことが出来るのは学生だから。

 

これが大学出てしまうと、win-winを保たなきゃいけなくなる。

 

つまり自分に会う価値がないと思われたらチャンスを見失うシビアな世界。

 

こういったことに気付けただけでも来た意味はかなり大きいと思っています。

 

それに僕は「現場が全て」と思ってました。特にビジネスに関して。

 

これはとんでもなく甘い考えでした(笑)

 

その基礎になる勉強ってめちゃめちゃ大事。それこそさっきの思考する能力と関係するけど、

 

実際に現場で高いレベルのアウトプット(思考)をするためには事前の勉強必須。

 

それでも個人的な意見は、

 

「とりあえず始めちゃってから必要なスキルはキャッチアップする」が一番成長出来る、

なのですが(笑)

 

どんなに準備しても実際にどうなるかなんて分からないし、やりながら一個ずつ問題を潰すしかない。

 

でもそうやって追われてれば嫌でも成長出来ると思います(笑) 

 

それが出来なければ死活問題になりますもんね(笑)

 

やばい、大学の話だったのにめちゃめちゃそれた。。

 

とにかく、大学をつまらないと見てしまっている人たちに、

 

何がそうさせているのか、そしてその思考がもたらす機会損失の重大さに気付いて欲しいです。

 

 大きなお世話でごめんなさい。

 

 

 

休学って実際どうなの?

 

僕の周りでは結構休学している人多いと思います(アフリカで出会った学生除く)。

 

でもなかなか休学する勇気って出ない選択なのかも知れない、

 

そう感じたから今回は、個人的に思う【休学することのよさ】まとめ!!!

 

前回の記事で告知したけど、

 

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やっぱり若いときに海外経験を積むことってすごく意味があることだと思う。

 

それが、欧米諸国だろうが東南アジアだろうが南米だろうがアフリカだろうが本質は変わらない。

 

それぞれの国でしか体験することが出来ないことがあるから。

 

例えばアフリカなら、他の地域に比べて真面目に死が近い。

 

実際一度殺されかけてます(これを見てアフリカ=危険と判断するのは×他の記事も読んでください)

 

ここで言う死は物理的に殺されるのももちろん、マラリアなどのリスクも含みます。

 

ただきっちり備えれば死ぬことはありません。

 

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まだまだ経済規模は大きくないから、欧米諸国や日本では味わえないことがたくさん。

 

だけどヨーロッパに行けば、文化的にほとんど完成された環境の中での生活が出来る。

 

それに歴史が古いからまた違った発見が出来るはず。

 

特にアフリカに来ている欧米人(特にヨーロッパ系)は、同じ系統で集まりがち。

 

これは滞在したバックパッカーズホステルでもの凄く感じたこと。

 

もし同様に、白人は白人で集まるということがヨーロッパ諸国でも起こるなら、

 

人種に関して考えることも増えるはず(ヨーロッパ行ったことないので分かりませんが)

 

東南アジアに行けば、それこそバリバリの外資系でインターンとか出来るだろうし、

 

どこに行くのかはそれほど重要なファクターではないような気もします。

 

もちろん明確な目的があるならそれに沿った選択を取るべきだと思いますが。

 

僕はアフリカの国が、今までどの国も辿ったことがない経済発展の仕方をしている

 

という点においてすごく興味を持ちました。そしてこれから人口は増え続ける。

 

これは現場を見たい!そう思い休学を決意しました。

 

何も休学して海外に出ることが全てではないですよね。

 

国内を巡るもよし、プログラミングとかブログとか新しいことを始めるの面白い。

 

世の中に出る前の一番多感な時期に、どれだけ価値観を揺さぶられる経験が出来るか。

 

そしてその経験が多いほど、その後の選択肢が増えると思う。

 

インターネットが普及してグローバル化が進み、アフリカにも1日ちょっとあれば行けて、

 

物理的にも確かに地球は狭くなってます。だけど、まだまだ広いのも事実。

 

たことない景色、出会ったことのない人々、経験。

 

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行ってみなくちゃ分からないことってたくさん。

 

その経験をする上で、やっぱり休学を使わない手はないなと。

 

僕はそもそもの存在を知ったときには既に募集が終わっていたのですが、

 

トビタテ留学Japanなるものがあるらしく、ほぼタダ同然で海外留学が出来ちゃうらしい。

 

気になる方はチェック!

 

お金がないから。これを理由に休学や海外留学を諦めたらもったいない。

 

その問題を解決してくれる仕組みがあるんだから使えば良い(もっと早く知りたかった)

 

もし仮に借りるとしてもきちんと働けば100万200万は返せるはず。

 

海外行ったことないから不安。これも良く聞くけど日本を出ること以外で、

 

今までやったことないことに対して一切不安を抱かないのかって話。

 

初めて幼稚園行く子がぐずるのと同じで、いくつになっても初めてって怖いし不安。

 

いや、むしろ年を重ねるほど怖くなる。その分得られることも増える。

 

それでも行くから成長があるんじゃないか。今までいた安全圏から一歩出ること。

 

そこには辛いこととか苦しいこととか理不尽なこととかたくさんある。

 

だけど出てしまえば人って何とかなるように努力するもんだと思う。

 

一歩踏み出せない人は、チャリンコ初めて乗れたときの感動を思い出してください。

 

もう10月も半ばを過ぎ、今年も2ヶ月と半分。気付けば新年度がやってきます。

 

もし大学を退屈に感じているなら、一年間全く違うことにチャレンジするのもいいかもしれませんよ。

 

休学して何かに取り組む人、全力で応援します(笑)

 

アフリカでインターンしたい人、連絡頂ければいくつかの日系企業に繋ぐことも出来るので是非:-)

 

 

アフリカ留学の是非について考えてみた

読んでほしい記事▽▽

 

・おにぎりについてアツく語る記事

 

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・旅に関する独自の考えを披露

 

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・ ホームステイ受け入れてますよ~って話

 

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~アフリカ留学~

 

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アメリカではありません、アフリカです。

 

一般的にアフリカ留学と聞いたら何を考えるのかな。

 

そんなわけで、思い付く限りのレスを頭ひねって考えてみた▽▽

 

何を学ぶの?アフリカの言葉?貧困について?NGOでボランティアでもするの?

 

そもそもそれって留学なの?留学って英語とか音楽とかそういったものを学ぶことを言うんじゃないの?

 

ん、待てよ。冷静に考えたら、今まで留学の定義を知らなかったぞ!

早速Wikipedia! 

 

留学(りゅうがく、るがく)とは、自国以外の国に在留して学術・技芸を学ぶことをいう

 

ふむふむ、つまり海外ボランティアやインターンは留学にはならないのか。

と思いきや、

 

とりわけ中世における大学の成立と発展は、民族・文化の異なる若者たちの留学に支えられてのものであった。さらにルネサンス以降は、外国留学の教育的意義が強調されるようになり、外国への旅行や留学によって教育は完成するとの考え方が 、ルソーなどらによって確立された。

 

留学による教育の完成か、なるほどなるほど。

さらに、

 

近代における留学は、欧米では依然として以上のような人格完成を意味していたのに対して、かつての日本など近代化を目指す国にとっては、国を代表して先進の文明を学んでくるといった気負いが加わり、現在の留学のニュアンスにもその名残りが感じられる。これらの留学生は、自国に戻ってから政治・経済の近代化に大きく貢献した。とりわけインド、ベトナムカンボジア等の旧植民地諸国では、宗主国への留学生が中心となって行われた。

                               Wikipedia参照

 

・国を代表して先進の文明を学んでくる

 

これらの留学生は、自国に戻ってから政治・経済の近代化に大きく貢献した

 

なるほど。明治維新の頃は岩倉具視などが海外視察に行ったと教科書では習ったな。

 

その時のメンバーがこの写真。

 

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左から【木戸孝允山口尚芳岩倉具視伊藤博文大久保利通

 

日本史オタクでなくても、この人たちのいずれかの名前は聞いたことありますよね。

 

つまり、異なる文明・文化、とりわけ自国より進んでいると考えられる国へ行き、

 

そこで学んできたことを自国へ還元する、ということらしい。

 

まぁいま風に言うなら所謂、意識高い系だろうな。

 

じゃあ日本よりも決して進んでるとは言えないアフリカに長期滞在することはどうなのか。

 

これは極めて僕の持論ですが、

 

学ぶことしかない

 

なぜかは、きちんとまとめたものをそのうち書きたいなぁと思いますが、

 

アフリカはかかるコストは高くつくけど、留学先としてめちゃめちゃオススメ。

 

まあ実際に来てみて感じることは人それぞれだろうし、感じたことに正直であるべきだと思います。

 

適わない、ちょっと辛い、って思う人もいるだろうから。

 

じゃあ留学先としてどういった点がオススメか、今回はそこを触れていきます。

 

日本ではあり得ないことがたくさん起きるし、そこから学べる

本当に大切なことって何なの?と自問することが増える

上手く行かないことに対して開き直る力がつく

日本人としてのアイデンティティをすごく考える

 

以上のことは、一応学生を対象に書いています。

 

僕は現在大学2年までを終え、3年の期間を休学してアフリカに来ています。

 

この世代はたぶん温室育ちって表現されるかもしれない(もちろんそうじゃない人もいると思います)。

 

何もかも整った時代に生まれ、あまり苦労をしないで大人に。

 

だけど日本から一歩出ると(アフリカは一歩とは言えないかも)、

 

次々と非日常的なことが起こります。日本での常識なんて通用しません。

 

時間も然り、お金に対する価値観も然り、もう何もかも。

 

そしてそこから学ぶことってたくさんある。

 

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最近ではすれ違いざまに「Jesus loves you!!」(神はあなたを愛している!)と言われ、

 

30分程キリストに入教するようアツく語られました。

 

ちなみにこっちに来てから4回目くらい。

 

で、感じたことは、宗教って心の拠り所なんだってこと。

 

日本だとちょっとネガティブなイメージを持たれがちだけど、

 

実はすごく良いことを言っていたり。それから【神】という存在が彼らにとっては非常に近いため、

 

何か嫌なことがあってもきっと神が守ってくれる、という風に精神的な支えになっています。

 

まあ僕はなにがしかの信者になるつもりは毛頭ないのですが。笑

 

それ以外にも停電しまくったり、断水したり、空気汚くて鼻くそ目やに真っ黒になったり、何より現地の人間は約束の時間通りに来ることは10回に2回くらいだし。

 

日本では「これくらいのお金払ったらまあこんなサービスだろう、これくらいのクオリティだろう」

 

という一種の信頼の上で成り立つと思いますが、ことごとく裏切られます。

 

使い古された言葉だけど日本の当たり前は、決して当たり前じゃない

 

それこそ見えないところで色んな人が必死に仕事をしてくれているから保たれているんだと思う。

 

最近ネットビジネスが流行ってサラリーマンを馬鹿にする人たくさんいるけど、

 

彼らがストライキしようものならあっという間に日本パニックになる。

 

とび職など、危険な現場で働く人、トラックの運ちゃん、

 

彼らがいなくなったら住む家も働く環境も何もかもなくなる。

 

そういった、目を向けなかったところに意識が行くようになったなぁと実感。

 

本当に大切なことって何なの?と自問することが増える

 

これは普遍のものではないかもしれませんが、

 

日本社会のような、ひたすら消耗する生活はほとんど見られないと思う。

 

ちょっと濁したのは、まだアフリカにある50数か国のうち3つしか行っていないから。

 

でも、いまあるもので満足しようとする。無駄に多くを求めなくなります。

 

なぜなら、ないから。笑

 

極端に選択肢が減るんですよね。

 

だから幸せを感じやすくなるし、ちょっとしたことで満たされます、ほんとに笑

 

学生目線で言うならば、誰もが就職のことを考えるはず。

 

結構こっちに来て自分がどういう道に進みたいかを見付ける人もいるし、

 

かなりポジティブな変化が起こるように思う。

 

なんて偉そうに言う自分は決まってないんだけど。笑

 

だけど僕ら若い世代にとって大事なのはどんな仕事をするかではなく、

 

【自分が本当に大切にしていることって何かに対する答え】ではないか。

 

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まぁとにかく力のなさを突き付けられます。少なくとも僕はそうです。

 

これなら上手く行く!そう思っても一筋縄には行きません。

 

よく言えば、「本物かどうかバレる場所」と呼べるのかも。

 

上手く行かないことに対して開き直る力がつく

僕の場合ですが、上手く行くことは極めて希。

 

渡航前から分かってはいたこと。だけどいざその環境に身を置くと、

 

結構自分を見失いがち。でも、そこでもがいて辿り着く答えって意外とシンプル。

 

僕はとにかく周りにいてくれる人を大事にしたい、そう思うようになりました。

 

日本人としてのアイデンティティをすごく考える

肌の色が違うので、嫌でも目立ちます。そして彼らの好奇の対象になります。

 

絵本で例えるなら、一匹だけうろこが黒い魚がいていじめられちゃうヤツ。

 

一番嫌いなのは、なんかよく分からないけどアジアの言葉を真似て馬鹿にしてくること。

 

「チェチュンチュンチュン」みたいな。これ、ほんと。

 

で、「いまなんて言ったの?意味教えて?ケンカ売ってるの?」って

 

わりと切れた顔で聞くと、「I'm fine. How are you?」みたいな返事。

 

この違和感はたぶん日本にいる方には分からないかも知れない。

 

だけど日々生活していて、「China! Chinese! ニーハオ!」めっちゃ言われます。

 

それを言われて嫌なのは、中国が嫌いとかではなく、

 

同じアジア系の顔だからと言って勝手に国籍を決めつけられる一種の暴力性を帯びているから。

 

それから、車に乗っていたり大型バスに乗っているヤツからよく分からない言葉を言われがちという点。

 

つまり、彼らにも悪いことをしているという自覚がある、ということ。

 

安全圏にいるから大丈夫、っていう感覚でバカにされてる感じなんです。

 

日本でも訪日客を見て「Hello」など、英語で声をかけるのは失礼と言われる。

 

その理由も、見た目で勝手に英語話者だと決めつけているから。

 

これから労働市場はもっと多国籍になると思う。そうなったらよりセンシティブになる気が。

 

グローバルな環境に身を置いて改めてアイデンティティの重要性を感じたっていう話。

 

 

 

書いてて何言いたいのか良く分からなくなったけど、

 

日本で培った価値観をぶっ壊すには最適な環境です。

 

そして自分の非力さを実感します。だけど、思い知ってからがスタート。

 

アフリカで得た知見を持ち帰って、日本で新しいことを始める気持ちは湧くはずです。

 

次回は関連して、「休学のススメ」というテーマで書こうと思ってます!

 

長々とありがとうございます!

 

発信力・影響力のファンファーレを鳴らしたくても鳴らせない

 

先日、おにぎりアクションに参加して欲しいという記事を書きました▽▽

 

 

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仕組み自体が簡単で、内容も素敵だし、

 

発信すればもっと色んな人が参加するだろうと思って書いたわけだ。

 

しかし、全然記事が読まれない。つまり発信しているけど人々に届かない。

 

でもおそらく、例えば最近ホットなキンコン西野が「おにぎり食べたい」、

 

とか全く中身がない投稿しても、【数百いいね、何十シェア】いくはず。

 

いや、もはやファンから「私が握って持っていきましょうか?」とか言われるに違いない。

 

いま同じ土俵に立てるなんて思わないけど、圧倒的に発信力・影響力が弱い、と痛感。

 

これはぐだぐだしている場合ではない。革命のファンファーレ鳴らさないとやばい。

 

今すぐ発信力・影響力のファンファーレ鳴らさな!!!

 

で、鳴らす前にこの2つの正体について考えてみた。

 

それはたぶん、工夫する頭があるかないか。たまに全く無名の人でもバズることがある。

 

つまり元々の知名度が低い状況でどうすれば一発屋になれるかを考える、ということ。

 

その工夫をしなければ、認知度upを狙っても結果はボーズになりがち。

 

しかしどうすれば発信力・影響力のファンファーレを鳴らせるのか、

 

今の僕には皆目分からない。と、するとだ。頭を下げるしかない。

 

どうか、どうかおにぎりアクションの認知度を上げるべく、

 

「ONIGIRIで世界を変えよう」の記事を拡散して欲しい。くれぐれも勘違いしないで頂きたいのだが、

 

この記事の認知度ではない。ONIGIRIアクションの認知度を上げるためだ。 

 

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そしておにぎりで革命のファンファーレを鳴らそう!

 

いや、拡散してください。お願いします。

 

 

アフリカに来て身に付けたこと5選!

 

今回はタイトルの通り、【アフリカに来て身に付けたこと】をご紹介します!

 

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これは僕の主観でしかなく、来た人皆が得られる絶対的且つ不動の力ではありません。

 

もしこの記事を読んで「おれ/私も身に付けたいから行く!」という安易な発想はお控えください。

 

では早速ご紹介!

 

交渉力

ポジティブなマインド

トラブル対応力

「アレ」に対する免疫力

食への飽くなき欲求

 

ということで、代表的なものを列挙しました!

 

どれも容易に想像できてしまうかと思いますが、解説していきます!

 

交渉力

 

僕が回った東アフリカでは、料金の設定が究極的に適当です。

 

いま日本では評価経済に突入した」って言われてますが、ここアフリカでは

 

貨幣経済さえ浸透していないのではないか、いや、それはさすがにしている。

 

とは言え、何をするにしても交渉。バイタク、野菜市場での買い物、洋服、靴、カバンなどなど。

 

大抵相手が折れない場合、「じゃあいいや、他で買う」「他のタクシー探す」

 

って言えば勝ち。あ、これあんまり言っちゃダメなヤツ。

 

ポジティブなマインド

 

これは何度か書いている気がしたので書くの辞めようかと思ったけど、

 

やっぱり外せない(笑)

 

もともと自分の脳天気さには自信がありました。

 

それなりに辛いことも乗り越えてきたので。まぁそれに磨きがかかった感じです。

 

物事上手く行かなくて当たり前。もはや自分の人生に重ねてます笑

 

10のうち、9上手く行かなくても1上手く行けば良し。

 

その1をもうこの上なく、最大限に楽しむために上手く行かない9がある。

 

10のうち半分上手く行っても人生面白くないなと、そう思えてきました(笑) 

 

まだ笑えているうち、愚痴を言っていられるうちはまだまだ大丈夫。

 

というか何があってもとりあえず、笑おう。

 

トラブル対応力

 

これはもう着いて最初の1週間で嫌というほどトラブルに遭い無理矢理付けられたようなもの。

 

詳しくはこちら▽

 

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もうちょっとしたことでは動じません。

 

「アレ」に対する免疫力

 

日本で「アレ」を見付けようものならそこら中で悲鳴。

 

三日間は普通の精神状態では眠れないのではないか、そう思わせるヤツ。

 

そう、ゴキブリ。俗に言うGだ。僕の家のキッチンには大量にいる。

 

その数推定200越え。ただ1つだけ言わせて欲しい。その原因は僕ではない。

 

アパートでいずれは出て行くとは言え、なるべくキレイに使おうとはしている。

 

それでも出るものは出る。「なぜそんなにたくさんのGがいるの?」

 

という問いは、そのまま「なぜ地球上には70億以上もの人がいるの?」

 

という問いとほぼ同義だ(人をGと言っているわけではありません)。

 

つまり、いるものはいるのだ。仕方ない。

 

最近では生きたヤツを手で掴んで水道に流している。

 

食への飽くなき欲求

 

僕は食べることが大好きです。

 

それがアフリカに来て、なかなか味わえない、自ら作るしかない

 

という状況に置かれたため、身につきました。

 

何を作ったのか気になる方はこちら▽▽

 

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生きるために食べるのではなく、食べるために生きてるのではないかと言うくらい。

 

1つ注意しておきたいのは、デブではない。

 

一般に、食うこと命という人は太っているイメージがある気がしたから念のため。

 

とにかく美味しいものが食べたい。その一心である。

 

 

 

ONIGIRIで世界を変えよう

 

ONIGIRIで世界を変える。

 

どういうことか今すぐに説明してくれと顔に書いてあるのが丸見え。

 

ONIGIRIとは、ご飯を炊き、100gほどを手に取り、

 

ふりかけなど好きなものを振りかけたり、なかに好きな具材を詰め、形を整えるだけの、

 

日本食の中でもトップを争うイージー料理。

 

いや、これはもはや料理とは呼ばないかも知れない。

 

おままごと。そう日本の伝統を背負ったおままごとだ。

 

とは言え、

 

JKが自分の顔の1.5倍くらいあるサイズのものを、これほど美味しそうに食べれるものを僕は他に知らない。

 

(ネットで拾った写真なので、詳しい設定は知りません。制服っぽいので)

 

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外国では日本人のイメージの1つになっているサムライとコラボしたアニメになったり、

 

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時には乙女心を見透かすような鋭さを持っていたりもする。

 

 

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そしてお財布が寂しいとき、コンビニに並ぶこいつら、

 

いや、この方々ほど有り難い存在はいない。

 

万が一売り切れていようものならその日一日を絶望して過ごすことになる。

 

ONIGIRIの説明がくどく、長くなった。

 

とにかくこれで世界を変えようと言うのだ。(詳しくは下記のリンクから▽▽)

 

 jp.tablefor2.org

 

TFT(Table For Two)という団体が実施しているもので、仕組みは非常に簡単。

 

おにぎりを作る⇒写真を投稿する⇒1枚につき給食5食分に相当する100円が寄付される

 

これだけネットが発達した時代、本気でこれに取り組めば何か変化が起きるはず。

 

大学の友人から、「アフリカでONIGIRIを流行らせてくれ」という大役を仰せつかり、

 

すでに赤道上でONIGIRIを喰らった写真、現地人と一緒に撮った写真を投稿し、

 

アフリカ市場独占状態である。

 

僕の記事を読んでくれている方で、アフリカに滞在している方がいるのは把握済。

 

このまま一人勝ちさせて良いのですか?あなたの日本人精神はそんなものですか?

 

アフリカのおにぎり市場がたった一人の手に握られてしまいますよ?

 

アフリカどころか日本にいてこれを読んでいる方々、

 

おにぎりのありがたさを噛みしめたことはありますか?

 

赤道上でおかかおにぎりを食べた時なんてもうあの時の千さながら。

 

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なんなら僕を千だとしたら、


饒速水小白主に危うくなりかけて飛びそうになったくらいだわ。

(ニギハヤミコハクヌシ、ハクの本名。ストーリーと異なるのは承知しております)

 

つまり世界のジブリの本編の内容を覆すくらい美味しかったわけです。

 

これを読んだあなた、

 

もし今日中におにぎりを作り投稿しなかったら、、、、

 

                         to be continued(続きません)

 

 

 

 

言葉を味わおう、勝手に解釈しちゃおう

 

唐突ですが、僕は言葉が好きです。それもカッコいい言葉が特に。

 

そして都合良く解釈しちゃうんですよね、人って。

 

言った側が本当に伝えたかったこととは違った部分が心に残っちゃったり(笑)

 

そんなわけで以前も一度紹介しましたが、また好きな言葉を3つと、1つの詩を紹介します。

 

以前書いた記事▽

 

africa.hateblo.jp

 

<言葉編>

 

・自分の目で耳で肌で感じた事の深さ奥行き広さ➰は、そこで、現地で君が感じる信じがたいほどの焦燥感こそ、その後の思慮深い選択の羅針盤となるのだと思います。
遠隔操作のミサイルの発車装置を握っているような自分に苛立ちと恥ずかしさを感じています。それでも20歳をこのように生き行動する君を羨ましくも誇らしくも思い応援しています。

 

・Life moves on. Follow your heart.

 

・Keep asking yourself. Love and trust yourself.

 

<詩>

・自分の感受性くらい ~茨木のりこ~

 

パサパサに乾いてゆく心を

 ひとのせいにはするな

   みずから水やりを怠っておいて

 

気難しくなってきたのを

   友人のせいにはするな

     しなやかさを失ったのはどちらなのか

 

苛立つのを

   近親のせいにはするな

    何もかも下手だったのは私

 

初心消えかかるのを

  暮らしのせいにはするな

     そもそもがひ弱な志にすぎなかった

 

駄目なことの一切を

  時代のせいにはするな

     わずかに残る尊厳の放棄

 

自分の感受性くらい

    自分で守れ

       ばかものよ

 

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いかがでしょうか。どれか1つでも引っ掛かるもの、心に残ったものはありますか?

 

特に一番最初の言葉と最後の詩が好きです。これは僕の小学校時代の担任の先生で、

 

いまだにお世話になっている方から、以下の記事をUPした際にFB上で言われた言葉。

 

africa.hateblo.jp

 

この記事を書いた頃(3ヶ月前)はまだ腹落ちしていなかったけど、

 

最近になって、もうそれはそれはもの凄い染みました。。。笑

 

その後の思慮深い選択の羅針盤

 

往々にしてあるのが、【良い思い出よりも辛かった経験の方が覚えている】

ということ。

 

このとき感じた非力さこそが、これからの自分を支えてくれると思います。

 

そして最後に紹介した詩。これも小学校関連になってしまいますが、

 

おそらく卒業アルバムに載せられていた詩です。

 

もしこれを読んでくれている方の中で、小学校の同級生がいたら見返してみてください。

 

僕はこの詩を中学生の頃に読んで、一人号泣したのを今でも覚えています(笑)

 

でも本当に一言一言が重い。戦前から戦後を生き抜いた人にしか詠めなかいんじゃないか。

 

自分の感受性くらい自分で守ればかものよ

 

このストレートな表現。たまりません。

 

これ以上あんまり余計なことは言いません(笑)

 

それぞれが感じたことを大事にしてもらえたら、それでいいと思います。

 

言葉に1つの定義はあっても、それを受け取る側の人生に同じモノは1つとしてありませんから。