帰ったら実現したいこと

 

どうもこんにちは。

 

ウガンダ滞在も早いもので4ヶ月半ほど。

 

日系ベンチャーでのインターンから始まりNGO、そして今は車関係の会社で働いています。

 

自分が本当にやりたいこと、やるべきことは何なのか、

 

ずっと考えてきて最近思ったことがあるのでまとめておこうと思います。

 

インターンって本当に大事なのか

これから取り組みたいこと

この二つを中心に書いていきます。

 

まずインターン。僕はこの制度は本当に良いものだと思います。

 

だけど目的と手段を見誤るとすごく無駄。【就活に有利だから・皆がやってるから】

 

もちろん無駄という表現に対して賛否両論あると思うけど、

 

それはあくまでも目的意識を持たずにやっている場合。

 

だけど今の僕はあまりインターンに価値を置いていません。

 

と言うのも、僕は必ずまたアフリカに戻ってくるんだろうな~と感じていて、

 

その時、如何にやりたいことを実現する可能性が上がるかを考えています。

 

先月末に日本から来た方に、現地人でビジネスをバリバリやってる方を繋げてもらい、

 

いますごくお世話になってます。そういった人たちといて思うのは、

 

「現地の経済を動かしてるような人たちと組む」ことの重要さ。

 

一般的なアフリカの人たちと違って圧倒的に視座が高い。

 

なぜならアメリカや日本などに行ったことがあり、質やスピード感の違いを知っているから。

 

そしてお金を稼ぐことがどういうことかをしっかり理解している点も大きいなと感じます。

 

めちゃめちゃ生意気なこと言ってて恐縮ですが、ビジネスって世の中の課題や、

 

人々の「こうなったらいいな」を実現することでお金を回すものだと考えています。

 

しかしこっちでは大学を出た人でさえ、「日本からなに持ってきたらアフリカで売れるかな?」

 

という問いを簡単にしてきます。マーケットベースじゃないんです。

 

何が言いたいかというと、結局お金が欲しいだけ。

 

もちろん育った環境が過酷であればそう感じてしまうのも理解できるし批判もしません。

 

自分で何かをしようという考えを持つ人がいない日本と比べてすごいなぁと思います。

 

ただそういった人と一緒に何かが出来るかとなると、僕は無理です。

 

話し逸れまくりですが、自分の行動に対して【何故】を問い続けて、

それが明確であるならインターンはすごく良いものになると思います(笑)

 

もしくは自分がどんなことが好きなのかを探るためにインターンをやるのも面白いのでは??

 

続いてこれからやりたいことですが、帰国後カフェをやりたいなぁと思ってます。

 

東アフリカのコーヒーを提供するお店。目的は【大学とアフリカを繋げること】。

 

と言うのも、これからマーケットとしてのアフリカはもっともっと面白くなると感じていて、

 

僕が通う大学からその環境に多くの人が行ける仕組みを創りたい。

 

でも一般的なアフリカに対する考えは【貧しい・危険】。これを変えたい。

 

幸いにも僕の大学はインターナショナルな感じが、わずかながらあるので、

 

そこにアフリカがあったっていいじゃんってノリで何とか大学と市を巻き込めないかと考えています。

 

理想は市や大学から奨学金が出る仕組み作り。やっぱりアフリカに行くとなるとお金がかかる。

 

そこを奨学金でカバーしてもらいつつ、大学から活躍する人材が出れば、大学にも市にも宣伝出来るメリットがある。

 

インターン先はNGOでも企業でも、僕の繋がりもしくはインターン斡旋会社を通じたものでも可能な限りオプションは増やしたい。

 

まだまだ詰まってなくて粗いアイデアですが、残りの滞在で少しでも形に出来るようにしたいなと考えています。

 

若い人が海外に出なくなったと言われてますが、行きやすい仕組みを創れば出るんじゃねえかと淡い期待を抱いています。

 

もっともっと多くの人が休学という仕組みを使って色んな経験をして、

 

その仕組みを通じてやりたいことを見付けられるようなサポートが出来れば最高に幸せだろうなと思います。

 

せっかくアフリカに一年来たんだから、自分で止めずに次の人たちにバトンを渡したい。

 

日本が面白い国になって行くといいなぁ

 

 

アフリカビジネスって実際どうなの

 

こっちに来て早6.5ヶ月が経ちました。

 

そもそもなぜアフリカに興味を持ったか。

 

簡単に言えば父親がイラク戦争スーダンに派遣されたことが入り口だったように思います。

 

その頃の僕は小学生。「なんでこんな世界があるんだろう」って感じでした。

 

当時父が持ち帰ってきたのは悲惨なお土産話。同年代の子が紛争や飢えで死んでいる。

 

興味を持つには十分すぎる内容ですよね。そこからずっとボランティアで関わりたいなぁと思ってましたが、

 

大学に上がり勉強していくと「フェアトレード」なるものを知りました。

 

高校時代は「ボランティアじゃ食っていけない。でも退職まで働いてお金を稼いでからでは遅すぎる。」ということで悩んでましたから、

 

「ビジネスで関わることが出来る」と知ったときはおぉ!となったわけです。

 

加えて一方的な援助では自助努力をしなくなり、施されて当たり前という思考に陥ってしまう問題。

 

これは途上国だけでなく、日本の被災地でも話題になり、

「ボランティア」という存在をもう一度考える必要があるという風潮になったと思います。

 

だけど、やっぱりボランティアの存在意義はあると感じています。

 

しかしどこまで本質的な支援が出来るかを考えなければただの自己満で終わってしまう。

 

例えば遠くまで水を汲みに行くしかなかった地域に井戸を掘る。そうすれば当然ラクに水が手に入る。

 

だけど大事なのは、【その井戸をきちんと維持できる仕組みや教育を施すこと。】

ではないでしょうか。

 

これまで水を汲むことしか知らなかった人たちが自分たちだけで維持できるはずがない。

 

そこの教育をしなければ金と労力の無駄。じゃあその金がどこから出てるかと言えば、

 

ODAであれば税金ですよね。井戸を掘った、学校を建てた。

 

聞こえがいいだけで本当に現地の人たちの為を思うなら一歩踏み込む必要がある。

 

ではビジネスはどうなのか。

 

確信しているのは、【いつか必ず日本がアフリカ諸国の背を見る日が来る】と言うこと。

 

現時点で日本人よりも圧倒的に稼ぐ人がいます。

 

それは資源などからではなく、全うにビジネスを通じて稼いでる人たちです。

 

一方でウガンダではスマホ所持率が20%という話を現地のエンジニアに聞きました。

 

この数値が正しいかは置いといて、経済格差が激しいのは事実。

 

しかしこれからよりテクノロジーが浸透していけば爆発的に成長すると思います。

 

なにより人口も増え続け労働人口がまだまだ豊富な人口ボーナス期。

 

今のうちにいかに大きなパイを取れるかが大事だと考えていて、その為にはとにかく資金を突っ込むこと。

 

ナイジェリア発のECベンチャー【JUMIA】は大量の投資を受けてますが、

 

まだまだ億単位の赤字。それでも今は顧客を掴むためにとにかくお金を突っ込んでいるそう。これぞベンチャー

 

話しを少し戻して、【いつか必ず日本がアフリカ諸国の背を見る日が来る】

 

という点。日本人である僕らからすれば一見悲観的な感じがしますが、

 

決してそうではないというのが持論です。巨大な大陸に増え続ける人口。

 

人口が下がり続けてて資源もないのに敵うはずがないし、そんな大規模の成長は日本にはもう必要がない。

 

数値だけで見れば中国に抜かれ、シンガポールに抜かれ、インドにも抜かれると思う。

 

だけど僕らの生活水準が下がった訳ではない。むしろそうならなければおかしい。

 

冷静に日本という国は気持ち悪いと思います。国土のほとんどが森林で人口も少ない。

 

その中でかつては世界一の経済規模を築き、未だにGDPは世界3位。

 

ほんと変態。もう意味不明。どんだけ働いてるんですか。

 

それから戦後20年でオリンピックをやったのも奇蹟としか言えない。

 

ルワンダも虐殺から23年でかなり変わったけど、インフラはまだまだ。

 

列島改造論とか言って田中角栄さんやったけど冷静にすごすぎる。

 

何の根拠もございませんが、アフリカビジネスは向こう5年が勝負だと感じています。

 

そして「アフリカだから」という考えを持っていてはいけないと感じました。

 

今お金持ちで世界を見れるアフリカの人たちが、先進諸国の水準を見てそれを自国に持ち帰り活かす。

 

テクノロジーが発達している今、世界最先端を取り込むチャンスがアフリカにもある。

 

本当にボーダレスな時代になったんだと痛感しています。

 

どこの国だからではなく、使えるリソースは使う。

 

例えばイスラエルのITチームにシステムを作ってもらって、アフリカでビジネスをすることも出来ちゃうわけですもん。

 

今から30年後、GDPランキングの上位がアフリカ諸国に、なんてことも大いにあり得ると本気で思います。

 

 

集団圧力の正体

 

どうもこんにちは。

 

今年も残すところ一ヶ月を切って軽いショックを受けてます(笑)

 

Inアフリカ、半袖短パンです。季節感ございません

 

そんななか結構僕の中で変化が起こってます。帰国後取り組みたいことが明確になってきていて、

 

その考えをサポートしてくれる人にも出会い、1年が終わるって時に大きく動き出しました(笑)

 

発端は日本で知り合っていた方の紹介から始まったので大変感謝です。

 

そして強く感じるのは、【21歳でよかった】ってこと(笑)

 

なんせ帰ってからあと2年大学に行けますからね。その時間があればこそ、

 

いまやりたいと思うことに取り組めるから去年思い切って休学してよかった。

 

でも思ったのは、「結局就活を意識しちゃってる」ってこと。

 

例えば、大学あと一年しか残ってない人が休学したら、帰国し次第すぐに就活。

 

仮にこんなことやりたいって見つかっても就活に軸を置くから中途半端に。

 

そうではない自分に対して良かったと思ってるから、つまり心のどこかで就活が……

 

クソ喰らえおれって思いました(笑)

 

でもそんな「集団圧力」ってなんなんだろう。

 

皆がこうしてるから自分も…。

親がこう言うから…。

社会的評価が下がるから…。

 

アフリカに来ているから自分は集団意識の外にいると思っていたところ、

 

実はそうではなかったことに対してショック。

 

結局人って大して他人の事なんて気にかけていないもの。

 

それなのにちょっと人と違うと叩く。かのガンディも、

「First, they IGNORE you. Then, they LAUGH at you. Then, they FIGHT you. Then, you WIN.」

と言ってます。

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今の時代、確実に個人に帰結する時代に変わってきています。

 

先日友人が教えてくれた【flamingo】というアプリ。

 

自分で自分の時給を設定し英語を教えてお金をもらう新しいサービス。

 

まだiOSしか対応してないのでiPhoneユーザーはチェックしてみてください。

 

学生の小遣い稼ぎにはうってつけだと思う。

 

 

 

そうやって「個人で何が出来るの?」って変わって来てて、

 

ますます同調意識とかどうでもいいものになってきてる気がする。

 

現にメガバンクで3万人が切られ、平均を求める日本の教育にいささか疑問を抱きます。

 

だからもし自分が子どもを持って、その子がYouTuberになりたいと言えば全力でサポートするし、

 

ブログで稼ぎたいと言えば同様にサポートします。

 

問題は彼女がいないことなのですが(笑) 越える壁は多い(笑)

 

まぁでもそうなってくると勉強の定義変わるなぁと思います。

 

もちろん教育機関は大切という前提で、やりたいことを実現するために必要な勉強は人によって異なってくる。

 

となると、孤独になるんだろうな。

 

平均値を取ってれば褒められる世界から自分がやりたいことを突き詰める。

 

それが上手く行こうが失敗しようが全て自分の責任。

 

結局は勇気の問題に帰結するんじゃないかな。

 

自分が本当にやりたいことを見付けるしかない、そうでなければクリエイティビティのない仕事に従事することになるんやろうな。

 

詰まるところ、いつでも皆と一緒にいたら見つかるものも見つからない。

 

その為に出来ることは、思い付く限りこんな感じ▽

・独りになってしっかり自分と向き合う時間を確保する

・ある程度の目的意識を持って新しいことにチャレンジする

・違う考えの人に出会う

・どんな死に方をしたいか考える

 

人の目を気にして生きるのは嫌だけど、そうしてしまうジレンマってあるあるだけど、

結局自分の人生に責任取れるのは自分だけだから、振り切っちゃった者勝ち(笑)

 

最近抱えている悩みを暴露します

 

前回の更新から1ヶ月が経ちましたが國井は元気です(笑)

 

NGOから今度はアグリ系の会社でインターンをしようといくつかの会社にapplyし、

 

ことごとく返事がなく、11月一杯でウガンダを去ろうと決めたときに、なんと返信が。笑

 

CVを出し、アプリケーションレターを書き、今はまた返事待ちの状況。

 

近況報告はここまでで、今回は僕の黒い部分を書こうと思います。笑

 

国際協力の本質って何?

そもそも開発って何?

人種って何なの?

 

 大きく分けてこの3つになるかと思います。

 

一個ずつ國井の黒い部分を出していきます笑

 

 

国際協力の本質って何?

 

【国際協力】

 

これには関わり方がたくさんあって定義が難しい気がしています。

 

日本にいながら寄付金を出したり、実際に現場で現地の人間と一緒にプロジェクトをやったり。

 

そして日本は間違いなく世界で一番この分野にお金を投入している国の1つです。

 

対中国に対しては30年間で約3.6兆円のODA

 

それ以外のアジア・中東・アフリカでも多額の支援金を出しています。

 

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【日本のODA供与相手国上位10か国(2013年)(外務省サイトより)】

 

 

でもその本質ってどこにあるんだろう。

 

記事には「日本の外交力強化」という文も見られます。

 

国際社会における日本の立場を良くするための手段なのか。

 

そしてその為に色んな人が現場で色んな葛藤を抱えながら働いているのか。

 

これはたぶんかなりグレーなところだけど、

 

【上手く行く可能性が高く且つインパクトが分かりやすいプロジェクトに力を入れている】

 

という話も聞きました。何故なら成功しないと立場を上げることに失敗するから。

 

それって現地の人間にとってほんとに必要とされていることなのか。

 

なんか日本が自分で「おもてなしの国」って言ってるのと同じで、

 

ただの自慰行為にしか思えない。

 

実際には新幹線はWi-Fi使えないしクレカ使えないし。

 

食事やサービスのレベルは間違いなく高いけど、

本当に求められてる快適さってもっと他にあると思うんだよな。

 

話が逸れたけども、

 

一方では一日食べていくのにやっとの人間がいたり、人権が完全に無視された扱いを受ける人もいる。

 

おそらくここに生ずるギャップは仕方のないことなのかも知れないけれど、違和感を感じます。

 

そもそも開発って何?

これはずっと考えていることだけど、アフリカに来てもうすぐ半年、なかなか腹落ちしません。

 

新興国やまだ途上国と呼ばれる国の関わり方として、大きく分けて2つあると考えています。

1:開発援助

2:人道支援

 

開発援助はODAを通じた技術協力など、先進国の持つリソースを応用して経済を成長させることを目的としていて、

 

人道支援は早急に援助を必要とする国、例えば紛争によって多くの難民が出た場合などが該当すると思います。

 

だけど実際に先進国の技術がまだその段階に達していない国で本当に有効なのか、

 

そもそもどこの誰の為にお金が使われているのか、プロジェクトの恩恵を受けるのはどんな人なのか。

 

こういった具体的なことは話されているのでしょうか。。

 

アフリカでは、孤児を使ってお金を稼ぐビジネスが存在します。

 

これをビジネスと言って良いのか分からないけれど、

 

やはり先進国から来た人は路上で暮らす子にお金をあげています。

 

それを利用してお金をもらっている人間がいるのが現実です

 

これは現地NGOの代表から聞いたので確かです。

 

それ以外にも先進国で消費されるダイアやレアメタルといった天然資源を巡る争いも続いており、

 

遠く離れた日本とアフリカで起きている紛争は切っても切れない関係。

(ダイアモンドに関してはBlood Diamondという映画で扱われているので是非見てください)

 

www.amazon.com

 

こういう現実を知れば知るほど人間てどこまでひどいことが出来るのかと考えてしまいますが、

 

こうして書くことで少しでも多くの人に知ってもらえたらと思います。

 

人種って何なの?

これを最近すごく考えます。「ムズング(白人の意)・ニーハオ・チャイナ」

 

この言葉を聞かない日はないくらい言われます笑

 

それ以外にも、明らかに障害があるような顔つきで現地の女性が僕を見つめてきて、

 

僕は「あ、きっと何か抱えているんだろうな」と思いつつ、

 

通り過ぎた後振り返ったら 一緒にいた人たちとハイタッチして大爆笑してたり。

(恐らくからかいたかったんでしょう)

 

何か怒りを通り越して悲しくなりました。

 

ムズングに関しても、言い換えれば日本や欧米諸国に暮らしている黒人に、

 

道すがら「Hey! Black!!」って叫ぶのと同じだと思う。

 

中国人に間違われるのは仕方ないとしても、

 

例えばバイクで走り去るときに「Hey China! ニーハオ!」って言うヤツ。

 

悪意しかないやん。でもここまで考えてみて気付いたのは、日本人も同じ事をしてるんじゃないかってこと。

 

ガイジンと言ったり、とりあえず英語で話しかけたり、

 

確かに見た目じゃどこの出身か分からないけど不快感を与えてるのかもしれないなと。

 

僕は「ムズング」という国から来た人間でもないし、そんな名前でもない。

 

訪日観光客からすれば、「ガイジンという名前じゃないしその出身でもない」ってなる。

 

2020のオリンピックに向けてこれから日本社会は大きく変わっていくと思うけど、

 

日本という、文化的にも技術的にも成熟した国だからこそ、

 

そういった目に見えない部分でも「おもてなし」が出来るようになればいいなと切に思います。

 

一つ断っておくと、僕は色んなことにストレスを感じながらもやっぱりアフリカは好きです。

 

そしてきちんとまとまってない考えを、バァーと書いたので不明なこともあるかと思いますが、ご了承ください(笑)

 

 

帰国したら本を出します

 

ちょっとした宣伝(笑)

 

アフリカで1年間暮らし、学んだこと考えたこと大学生に還元したいこと、

 

そんなものを一冊の本にして出したいと思っています。

 

内省だけに留まらせておくにはもったいなさ過ぎると思ったのと、

 

その本を出すことによってもたらされる出会いに期待しています。

 

それは彼女とかそういったものではございません(笑)

 

1年間の体験を、本というモノを通じて買ってもらい、

 

もし、もっと話してみたいと思ってくれる人がいたとしたら、という期待です。

 

なぜ突然この話をしたかというと、

 

実は11月ってNational Novel Writing Monthと呼ばれているんだとか。

nanowrimo.org

 

よく英語の勉強をするときに使うTEDで出てきたから知ったのですが。

www.ted.com

 

 

3分ほどで且つかなり簡単な内容なので、英語を勉強したいという方は是非:-)

 

多くの人が「自分で本を書いてみたい!」と考えたことがあるんじゃないかな。

 

もう既に一日が終わってしまいますが、これを機にトライしてみてはいかが?

 

誰かに見せるわけでもなく、自分の為に書くのだって素晴らしいと思います。

 

実際こうして記事を書いたり、日記を付けたりしていて、

 

【過去自分が書いたことに救われる】ことがあります。

 

 常に高い視点を持ち続けるのは難しいけれど、

意外と過去の自分が書いた言葉に元気づけられたりしますよ^^

 

 だからブログも日記も書き続けています。皆さんも是非!

 

予想がつかない未来にワクワク

 

10/31

 

ハロウィンですが、皆さんはいかかがお過ごしでしょうか。

 

ここウガンダでは一部のクラブでパーティが行われたり、

 

バックパッカーズホステルでパーティをしているみたいですが、

 

僕はあまり興味がないので大人しくしております。

 

にしても日本のメディアって叩かれる割に流行を作るの上手いなぁと思う。

 

いや、乗せられやすい国民性なのか。笑

 

ハロウィンも然りバレンタインも然り。基本的にバレンタインなんか男性から女性なのに、

 

日本では思い切り逆。ホワイトデーなるものも作っちゃったし。

 

個人的にハロウィンなんかより、2017年があと二ヶ月で終わってしまうことの方が重大。

 

一年前はアフリカに来るなんて思ってもいなかった。

 

ってことは一年後もまた、今の自分からは想像もつかないことをしているのかと

 

思うとなんだかワクワク。何をしてるのかなぁ。

 

22歳になって社会に出る年だけど、休学したから三年生。あと2年も大学生活が残されてる。

 

やりたいことなんだって出来る。

 

最近の欲求は「未知を既知にしたい」ってこと。

 

アフリカは、来る前はそれこそ未知の世界だった。

 

1年過ごしたくらいで全てを知ることなんて出来ないけど、

 

今は未知ではなくなった。でもその中で色んな事を経験したし考えた。

 

いや、考えさせられた。東アフリカのタンザニアルワンダウガンダに行っただけなのに。

 

元々アフリカでビジネスをやりたいと考えていて、どこかで「世界を変えたい」とも思っていた。

 

そしてその為の1年間だと思っていたけど、今はもっと世界を知りたい。

 

知らないことが多すぎて、単純に知りたい。

 

今の時代、優秀なコンピュータがあるから個人の持つ情報量は評価されないとは言うけれど、

 

知らないより知ってる方が、経験したことないより、経験したことある方が人生ずっと面白い。

 

帰国したら先ずは、価値がないと思っていた大学のことだってもっと知りたい。

 

どんな考えを持った人がいて、どんなことにチャレンジしているのか。

 

卒業後、アフリカでビジネスをやるためにまた戻ってくるかも分からない。

 

世界中の国を見て回りたい。その結果またここに戻ってきたいと思うのならその時は新しいことをやると思う。

 

何度も書いてるけど、世界はまだまだ広い。合縁奇縁。

 

好きな言葉の一つ。どんな出会いがあるのか、どんな発見があるのか。

 

未知の世界にもっともっと飛び込んで生きたい。

 

 

良書は時代を超えて読まれる

 

ここ数年でビジネス書がもの凄く流行っている気がしますが、

 

どちらかというとハウツー系、「これをやれば上手く行く」

 

みたいな内容が散見されます。

 

いやいや、そんな簡単にいけば誰も苦労しないのに、と思ってしまいますが、

 

個人的には新しい本を読むよりも、何年も読まれ続けてきた本を読む方がよっぽどいいと思います。

 

もちろん新書でも面白いモノはあると思いますが。 

 

なかでも僕が好きな本をいくつかご紹介したいと思います。

こころ

草枕

暗夜行路

あすなろ物語

坂の上の雲

龍馬がゆく

 

あとわりと最近の本を、一冊ご紹介

学力の経済学 

 

夏目漱石の著書に出てくる言葉が僕は好きです。

 

例えばこころであれば、

精神的に向上心のないものは馬鹿だ

 

とか、草枕であれば

智に働けば角が立つ

 情に棹させば流される

  意地を通せば窮屈だ

   兎角に人の世は住みにくい

 

といった、グサッとくる文言が出てきます。

 

また司馬遼太郎は、「司馬史観」と言われる、作中から読み取れる彼の歴史観がまた面白い。

 

司馬遼太郎とは直接関係ないけれども、

 

龍馬がゆくの作中で、高杉晋作が死ぬ間際に遺した句、

「面白き ことも無き世を 面白く 住みなすものは 心なりけり」

 

僕の考えを大きく変えてくれた句です。

 

司馬史観、結構賛否両論があって今でも議論されてますが、

 

彼の言説が正しいかは置いといて、死んでなお語りぐさになることがすごいことですよね。

 

そして最後に「学力の経済学」ですが、この本はめちゃめちゃ面白い!

 

教育って何だかよく分からないけど、こういうときはこうしたほうがいい、

 

みたいな持論をほとんどの人が持ってる。しかしこの著者である中村 牧子さんは

 

教育経済学の専門。本書では、

ご褒美で釣るのは子の教育にとっていいのか

一日~時間までテレビやゲームは教育にいい?

褒めて育てるべきか否か

 といった様々なテーマを、全て科学的根拠に基づいて解説しています。

 

主にアメリカで行われた実験をエビデンスとして使っていますが、

 

非常に面白いです。

 

また、原因と結果の経済学という本も出しておりこの一冊もオススメです。

 

ちょっとだけ例を挙げると。

メタボ健診に行った方が長生き出来る?

・偏差値の高い大学へ行けば所得は上がるのか?

 など、リアルなテーマを実験によって得たエビデンスベースで解説しています。

 

また、因果関係と相関関係の罠についても詳しく説明されているので是非読んでみてください。