海外にいるからこそ感じる日本の良いとこ悪いとこを考えてみた

 

2018/9/20

 

ブログのお引っ越しをしましたので、是非立ち寄ってみてください。

 

9月現在は記事数も少ないですが、これからどんどんあげていくのでお付き合いください:)

ノビシロ.COM

 

 

 

 

 

           【日本ってほんとに良い国だよね!】

 

旅をしていて出会った外人によく言われます。

 

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言われて嫌な気はしないけど、果たして本当にそうなのか。

 

もうすぐ渡航して4ヶ月になりますが、僕が感じる日本の良いとこ悪いとこをまとめてみます。(治安の良さなどよく言われるものは除きます)

 

【良いとこ】

・食に対してこだわりが強い

・ちょっとした思いやりが出来る

 ・四季がある

 

【悪いとこ】

・視野が狭い

・自分の国の本当の良さを理解していない

・品がない

 

1つずつ解説します。

 

・食に対してこだわりが強い

 

アフリカの食事といえば、みんなほとんど毎日おんなじ物を食べています。

 

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ほんとに同じです。日本人が米食うのとは違う次元で同じ物を食べます。

 

イチロー顔負けなんじゃないかってくらい

 

その点日本だと基本的に違った物を食べますし、見た目、同じ料理でも味の調節が可能なこと、

 

何より単純じゃないから飽きないなど、こだわりの強さに気付いたし感動しました。 

 

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・ちょっとした思いやりが出来る

 

特にウガンダでは、道を譲るという概念が0に等しく、頻繁に車とバイク、人などが事故ってます。

 

だから車が止まって先に行かせてくれようものなら、もう涙!ってくらい感動。

 

 

・四季がある

 

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これは本当に素晴らしいことだと思います。

 

アフリカは雨季と乾季ありますが、基本的に年間気温は25~30℃くらい。

 

朝晩は涼しかったりで、かなり快適。

 

だけど日本の冬がすごく恋しくなった時があって、なんでか考えてみたら、

 

冬から春になって暖かくなり、草木が生えて、徐々に気温が上がって夏へ。

 

そこから夕暮れ時に虫が鳴き始め食べ物が美味しくなる秋になる。

 

気温が下がり、山を彩る木の葉が落ちて寒々しくなり、

 

人々は年の瀬に向けて一年を振り返り、新年を迎える。

 

それまでの環境に別れを告げる人がいたりする中でまた春がやってくる。

 

この繰り返しがなんとも絶妙だなと感じます。

 

特に秋が終わり、本格的に冬に入っていく時の、

 

街並みが醸し出す何とも言えない寂しさが好きだなぁとこっちに来て気付きました。

 

きっと四季があったから、昔の人はその時の気持ちを季語を交えて俳句や短歌に詠み、

 

現代人にも、季節を楽しむ心が根付いたんだろうなと勝手に思っています。

 

と言うのも、こっちでは季節感を感じることが一切無く、もう10月になるのが信じられません。

 

半袖短パンですから。笑

 

【悪いとこ】

 

・視野が狭い

 

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物事を広く捉えることがないなぁと感じます。

 

今目の前の現象に捕らわれて、その裏に何があるのかあまり関心を示さない気がします。

 

特に思ったのが、どっかの国のHPの地図に日本が載っていなかった事件。

 

韓国ではそれを喜ぶ声があったとか無かったとか。

 

一方日本でもそれにわざわざ大声上げて非難する人が。

 

いやいや。大事なのは地図に載るか載らないかじゃないでしょう。

 

アフリカで見る世界地図なんて基本日本ありませんから(笑)

 

まぁそれとこれとを一緒にしてしまうのは違う話ですが。

 

韓国の全ての人間がその事態を喜んだのか、どうせ一部の人間でしょう。

 

それにいちいち腹立ててる暇があるのかって話。

 

韓国も韓国だけど日本も日本だなと。

 

・自分の国の本当の良さを理解していない

 

お互いの国の話になった時、すげぇ勢いで語って来やがります。

 

その中で、日本に行きたいと大抵の人が言ってくれて最初はやっぱり嬉しかったのですが、

 

そこから、なぜ多くの外人は日本が好きで訪れたいと言ってくれるのか、

 

すごく疑問に思い、仲良くなったポーランド人に聞いたら、

 

「日本人は2つのマスクを持ってるだろ?人に絶対見せないマスクと、パブリックなマスク。僕はそこの2つのマスクのギャップに美しさを感じるんだ。」

 

おぉ。

 

何だかとっても詩的。と言うのも彼、本書きでした。笑

 

そしてもう一人は日系企業で働くフランス人。

 

アメリカは物質主義だけど日本は違う。心の豊かさを未だに忘れていないし、その2つのバランスが素晴らしいと思うんだ。あとはやっぱり日本という国を不思議に思うんだ。なぜあれだけの経済を築いたのか、しかしその中でも物質と精神的豊かさがバランスしてるのか。」

 

うーん、大抵の人は物質主義だとは思うが。

 

でもそういう風に写るということはまだきちんと残っているんだろうな。

 

そんな感じで、以外と僕らとは違った点で日本を評価していて面白いなというお話しでした。

 

・品がない

 

特に最近のバラエティ。その中でもめっちゃ体張る女芸人。

 

いやいや、やり過ぎやろ。

 

特に海外の人って女性を大事にします。

 

それに慣れたから余計にそういったものに嫌悪感を感じるようになったんだろうか。

 

それからやたらブランド品を使いたがる。ましてや大学生。

 

「これが似合う男/女になる!」って意気込むのはいいけど、

 

だれもそんなとこ評価せんで。

 

よく一流はいいもの着たりいいもの食べたりするって言うけど、

 

孫正義が部下をご飯に連れて行った先がオリジン弁当だったって話を聞いた時は、

 

本当にお金をかけるべきとこは何なのかを考えさせられました。

 

「経済が大きくなって中途半端にお金を持つ人が増えたと同時に品がなくなっていった」

 

って大好きなビートたけしが本に書いてたのを見て、すごく納得。

 

並んでまで食わなきゃ気が済まない飯なんてあるのかとつくづく思う僕ですが、

 

どんなにお金がなくたって、反対にどんなにお金持ちになったとしても、

 

品のある大人になりたいものです。

 

そんなこんなで長くなってしまいましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます!

 

何か新しい気付きが1つでもあればこの上ない喜びです。