これからの時代、~人(ジン)って考えは捨てよう
先日FBに流れてきたとある記事。これについて感じたことを記事にまとめます。
日本は本当に良い国だと思います。治安はいいしインフラは非常に整っているしご飯も安くて美味しいものばかり。
でも旅をしている人にとって、
そういう経験よりももっと思い出に残るモノがあります。
素晴らしい景色でも、時間通りに動く交通インフラでも、四季折々が魅せる風情でもありません。
それは【人との出会い】です。
まだ旅をしていたころ、日本では絶対に見られないほど雄大な景色を見ることが何度もありました。
何にも無い大草原にポツンとアカシアの木が立っていたり、
野生のキリンやシマウマを見たり、野生の猿に追いかけられたこともあります。笑
だけど一番僕の記憶に残ってるのは、素敵な人たちとの出会いです。
彼らからしたら、肌の色が違う人間は珍しいのかも知れないけれど、
そんなのお構いなしにとっても優しくしてくれる人に出会いました。
バスで隣になってクッキーを買ってくれた人、ずっと話していた人、
夜一人で行動するのは危ないからって言って、ホテルまで一緒にタクシーに乗ってくれた人(しかも運賃半分以上出してくれた)、
単に僕にメリットがあることをしてくれた人だけではありません。
素敵な絵を自慢げに見せてきて、「君のもいつでも描いてあげるよ」って言ってくれた人、
日本人の僕と知り合えてハッピーだって言ってくれた人、
いつか日本に行くんだって目を輝かせてくれた人、
どんなに対価としてもらえるお金が少なくても、めちゃめちゃキレイに靴を磨いてくれた人。
20円もしないストリートフードを買ったときにずーっと笑顔でありがとうって言ってくれた人。
例を挙げたらキリがないけれど、景色や食べ物も旅や旅行の素敵な思い出の1つになることは間違いありません。
でもそれ以上に、その旅を良かったって思わせてくれるのは出会った人々だと思います。
めちゃめちゃきれいな景色を見た後に気分を害する人に出会ったら、
たちまちいい思い出は薄れてしまうでしょう?
だからと言って街で見かけた外国人全員に良くするべきだとも思いません。
僕が言いたいのは外国人を特別な存在だと思わないでください
日本に来た旅行者に日本を好きになって帰って欲しいので、
是非とも最初にシェアした記事は読んで欲しいのですが、
アフリカに来て色んな人に出会ってすごく感じたのは、
【みな同じ人間】だってこと。
同じようにジョークも言うし、酒飲めば意味分からないこと言い出すし、
下ネタだって言うし、怒るときは怒るし、笑いのツボも似てるし。
僕が好きなアーティストの1つがブルーハーツなのですが、
その中でも、青空が大好きです。その一節を最後に紹介します。
"生まれたところや皮膚や目の色で一体この僕の何が分かるというのだろう"
これからの時代、~人って枠を取っ払えないひとは、
ひょっとすると置いていかれてしまうかも知れませんね。