最近抱えている悩みを暴露します

 

前回の更新から1ヶ月が経ちましたが國井は元気です(笑)

 

NGOから今度はアグリ系の会社でインターンをしようといくつかの会社にapplyし、

 

ことごとく返事がなく、11月一杯でウガンダを去ろうと決めたときに、なんと返信が。笑

 

CVを出し、アプリケーションレターを書き、今はまた返事待ちの状況。

 

近況報告はここまでで、今回は僕の黒い部分を書こうと思います。笑

 

国際協力の本質って何?

そもそも開発って何?

人種って何なの?

 

 大きく分けてこの3つになるかと思います。

 

一個ずつ國井の黒い部分を出していきます笑

 

 

国際協力の本質って何?

 

【国際協力】

 

これには関わり方がたくさんあって定義が難しい気がしています。

 

日本にいながら寄付金を出したり、実際に現場で現地の人間と一緒にプロジェクトをやったり。

 

そして日本は間違いなく世界で一番この分野にお金を投入している国の1つです。

 

対中国に対しては30年間で約3.6兆円のODA

 

それ以外のアジア・中東・アフリカでも多額の支援金を出しています。

 

f:id:khmg02:20171124183529j:plain

【日本のODA供与相手国上位10か国(2013年)(外務省サイトより)】

 

 

でもその本質ってどこにあるんだろう。

 

記事には「日本の外交力強化」という文も見られます。

 

国際社会における日本の立場を良くするための手段なのか。

 

そしてその為に色んな人が現場で色んな葛藤を抱えながら働いているのか。

 

これはたぶんかなりグレーなところだけど、

 

【上手く行く可能性が高く且つインパクトが分かりやすいプロジェクトに力を入れている】

 

という話も聞きました。何故なら成功しないと立場を上げることに失敗するから。

 

それって現地の人間にとってほんとに必要とされていることなのか。

 

なんか日本が自分で「おもてなしの国」って言ってるのと同じで、

 

ただの自慰行為にしか思えない。

 

実際には新幹線はWi-Fi使えないしクレカ使えないし。

 

食事やサービスのレベルは間違いなく高いけど、

本当に求められてる快適さってもっと他にあると思うんだよな。

 

話が逸れたけども、

 

一方では一日食べていくのにやっとの人間がいたり、人権が完全に無視された扱いを受ける人もいる。

 

おそらくここに生ずるギャップは仕方のないことなのかも知れないけれど、違和感を感じます。

 

そもそも開発って何?

これはずっと考えていることだけど、アフリカに来てもうすぐ半年、なかなか腹落ちしません。

 

新興国やまだ途上国と呼ばれる国の関わり方として、大きく分けて2つあると考えています。

1:開発援助

2:人道支援

 

開発援助はODAを通じた技術協力など、先進国の持つリソースを応用して経済を成長させることを目的としていて、

 

人道支援は早急に援助を必要とする国、例えば紛争によって多くの難民が出た場合などが該当すると思います。

 

だけど実際に先進国の技術がまだその段階に達していない国で本当に有効なのか、

 

そもそもどこの誰の為にお金が使われているのか、プロジェクトの恩恵を受けるのはどんな人なのか。

 

こういった具体的なことは話されているのでしょうか。。

 

アフリカでは、孤児を使ってお金を稼ぐビジネスが存在します。

 

これをビジネスと言って良いのか分からないけれど、

 

やはり先進国から来た人は路上で暮らす子にお金をあげています。

 

それを利用してお金をもらっている人間がいるのが現実です

 

これは現地NGOの代表から聞いたので確かです。

 

それ以外にも先進国で消費されるダイアやレアメタルといった天然資源を巡る争いも続いており、

 

遠く離れた日本とアフリカで起きている紛争は切っても切れない関係。

(ダイアモンドに関してはBlood Diamondという映画で扱われているので是非見てください)

 

www.amazon.com

 

こういう現実を知れば知るほど人間てどこまでひどいことが出来るのかと考えてしまいますが、

 

こうして書くことで少しでも多くの人に知ってもらえたらと思います。

 

人種って何なの?

これを最近すごく考えます。「ムズング(白人の意)・ニーハオ・チャイナ」

 

この言葉を聞かない日はないくらい言われます笑

 

それ以外にも、明らかに障害があるような顔つきで現地の女性が僕を見つめてきて、

 

僕は「あ、きっと何か抱えているんだろうな」と思いつつ、

 

通り過ぎた後振り返ったら 一緒にいた人たちとハイタッチして大爆笑してたり。

(恐らくからかいたかったんでしょう)

 

何か怒りを通り越して悲しくなりました。

 

ムズングに関しても、言い換えれば日本や欧米諸国に暮らしている黒人に、

 

道すがら「Hey! Black!!」って叫ぶのと同じだと思う。

 

中国人に間違われるのは仕方ないとしても、

 

例えばバイクで走り去るときに「Hey China! ニーハオ!」って言うヤツ。

 

悪意しかないやん。でもここまで考えてみて気付いたのは、日本人も同じ事をしてるんじゃないかってこと。

 

ガイジンと言ったり、とりあえず英語で話しかけたり、

 

確かに見た目じゃどこの出身か分からないけど不快感を与えてるのかもしれないなと。

 

僕は「ムズング」という国から来た人間でもないし、そんな名前でもない。

 

訪日観光客からすれば、「ガイジンという名前じゃないしその出身でもない」ってなる。

 

2020のオリンピックに向けてこれから日本社会は大きく変わっていくと思うけど、

 

日本という、文化的にも技術的にも成熟した国だからこそ、

 

そういった目に見えない部分でも「おもてなし」が出来るようになればいいなと切に思います。

 

一つ断っておくと、僕は色んなことにストレスを感じながらもやっぱりアフリカは好きです。

 

そしてきちんとまとまってない考えを、バァーと書いたので不明なこともあるかと思いますが、ご了承ください(笑)