言葉を味わおう、勝手に解釈しちゃおう
唐突ですが、僕は言葉が好きです。それもカッコいい言葉が特に。
そして都合良く解釈しちゃうんですよね、人って。
言った側が本当に伝えたかったこととは違った部分が心に残っちゃったり(笑)
そんなわけで以前も一度紹介しましたが、また好きな言葉を3つと、1つの詩を紹介します。
以前書いた記事▽
<言葉編>
・自分の目で耳で肌で感じた事の深さ奥行き広さ➰は、そこで、現地で君が感じる信じがたいほどの焦燥感こそ、その後の思慮深い選択の羅針盤となるのだと思います。
遠隔操作のミサイルの発車装置を握っているような自分に苛立ちと恥ずかしさを感じています。それでも20歳をこのように生き行動する君を羨ましくも誇らしくも思い応援しています。
・Life moves on. Follow your heart.
・Keep asking yourself. Love and trust yourself.
<詩>
・自分の感受性くらい ~茨木のりこ~
パサパサに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
何もかも下手だったのは私
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもがひ弱な志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに残る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
いかがでしょうか。どれか1つでも引っ掛かるもの、心に残ったものはありますか?
特に一番最初の言葉と最後の詩が好きです。これは僕の小学校時代の担任の先生で、
いまだにお世話になっている方から、以下の記事をUPした際にFB上で言われた言葉。
この記事を書いた頃(3ヶ月前)はまだ腹落ちしていなかったけど、
最近になって、もうそれはそれはもの凄い染みました。。。笑
その後の思慮深い選択の羅針盤
往々にしてあるのが、【良い思い出よりも辛かった経験の方が覚えている】
ということ。
このとき感じた非力さこそが、これからの自分を支えてくれると思います。
そして最後に紹介した詩。これも小学校関連になってしまいますが、
おそらく卒業アルバムに載せられていた詩です。
もしこれを読んでくれている方の中で、小学校の同級生がいたら見返してみてください。
僕はこの詩を中学生の頃に読んで、一人号泣したのを今でも覚えています(笑)
でも本当に一言一言が重い。戦前から戦後を生き抜いた人にしか詠めなかいんじゃないか。
自分の感受性くらい自分で守ればかものよ
このストレートな表現。たまりません。
これ以上あんまり余計なことは言いません(笑)
それぞれが感じたことを大事にしてもらえたら、それでいいと思います。
言葉に1つの定義はあっても、それを受け取る側の人生に同じモノは1つとしてありませんから。